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【図解】経理の原則
 物事の「本質」を大切にするサイトです


ページ更新日:2017/09/25  ソフトの記載内容:2017/08現在

クラウド会計[freee]日々の取引・決算での使い方
~クレジットカード・Amazon・請求書・経費精算など~

このページの内容

freeeは、どんな人でも仕訳を意識せず入力でき、「バックオフィス業務全般の最適化」をコンセプトとする新しいスタイルの会計ソフトです。

freeeを使うとかなり効率化することができますので、利便性を重視する方には非常におすすめです。ただし、使いこなすためには、以下の2つが大切だと思います。
・特に、未収計上・未払計上(売掛金や買掛金などの計上)、及び、この消込の方法。
混乱しないために発生主義会計と期中現金主義・期末発生主義の違いを理解すること
・細かく決められている多様な操作方法を覚えること。
請求書発行、入金漏れのチェック、総合振込明細の作成、社員の経費精算(立替)など、機能が豊富で、利便性を重視した仕様になっている印象です。


ここでは、個人事業主・法人の方を対象に、日々の取引入力から決算・確定申告の流れの中で、実際の取引をどのように登録するのか具体的にご説明します。


このページの目次
日々の取引入力から決算・確定申告の流れ 
日々の取引入力→「自動で経理」「取引を登録」
預金の預入・貸付・借入などに係る記帳一覧
費用・収益に係る記帳一覧

日々の取引入力 ~各取引の記帳の流れ~ 
預金の預入(引出)・口座間の資金振替・貸付(借入)等
[費用・収益計上] 現金で支払・現金で売上
[費用計上] 電子マネーで支払 
[費用計上(後払い)] クレジットカードで支払い  (Amazon・楽天市場等で購入時の記帳も含む)
[費用計上(後払い)] 口座振替(自動引落)…公共料金等
[費用計上(後払い)] 後日振込…振込振替、総合振込、社員の経費精算(立替)
インターネットの振込振替による振込(主に個人事業主) 
インターネットの総合振込(主に法人対象) 

[収益計上(後日入金)] 掛売上時→請求書発行時 
[収益計上(後日入金)] 店舗売上→POSレジ利用時

※[費用・収益の前払い]  

期末決算 

※freeeのFAQは、細かいところまで図解されていて、かなり充実していると思いますので、随時ご紹介するリンク先を参照していただくとよかと思います。

※このページでは、いろいろな種類の取引 → 操作方法 という流れで、実務的な説明をしています。
以下のページでは、各入力画面 → 取引に応じて使うタブ・操作方法・注意点 という視点でまとめていますので、合わせて、ご覧いただくと理解が深まるかと思います。
クラウド会計ソフト[freee]取引入力・請求書発行の使い方(未決済・決済のコツ)
※全ての会計ソフトランキングはこちら  会計ソフト比較解説 トップに戻る
※クラウド会計ソフト比較(個人向け)はこちら  [特集]クラウド会計ソフト比較 へ


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日々の取引入力から決算・確定申告の流れ

経理の大きな流れは、日々の取引入力→月次業務→決算・確定申告です。この流れに応じて、どのようにfreeeを使えばよいかをご紹介します。




日々の取引入力→「自動で経理」「取引を登録」

freeeの日常業務は、主に、「自動で経理」・「取引を登録」を使って、「取引」形式で登録していきます。いずれの場合も、取引に応じてタブを使い分ける必要があります。
「取引」形式の入力方法 操作方法
「自動で経理」

銀行・クレジットカード・Amazon・楽天市場等を同期し、データを自動取得して、その一覧から各明細を登録していきます。それぞれ、正確な金額で、勘定科目が自動提案されますので、確認・修正していけば、登録が完了します。
基本的には、この「自動で経理」で処理をしたほうが効率的です。そのため、このページでは、「自動で経理」を使った記帳方法をベースに説明しています。

「自動で経理」で表示されるタブは、以下の通りです。
クラウド会計freee-自動で経理タブ

「取引を登録」
同期していない現金等は、手作業で登録していきます。
「自動で経理」と異なり、自分で「未決済」「完了(決済済)」を選択する必要があります。

「取引を登録」で表示されるタブは、以下の通りです。
クラウド会計freee-取引を登録タブ
※上表の登録をすると、取引データが作成されます。同時に仕訳伝票も作成されます。
※上表の詳細・注意点などは、クラウド会計ソフト[freee]取引入力・請求書発行の使い方(未決済・決済のコツ)をご覧ください。

 
以下は、freeeにおける日々の記帳方法のです。後ほど、取引ごとに操作方法を説明します。

預金の預入(引出)・口座間の資金振替・貸付(借入)等に係る記帳一覧


通常、預金は同期できますので、以下の通り「自動で経理」を使います。
記帳
預金の預入(引出)・口座間の資金振替・貸付(借入)等 「自動で経理」
取得した預金明細について、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブタブ、または、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから登録 
※預金を同期していない場合は、「取引を登録」から手入力します。 




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■インストール型
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ミロクのかんたん!青色申告
ツカエル青色申告+確定申告
財務応援R4 Lite

■クラウド型
MFクラウド確定申告
口コミ・評判を調査
(参考)「マネーフォワード」の評判・セキュリティ実績
freee
使い方(取引入力・請求書)
使い方(全取引の記帳の流れ)
やよいの青色申告オンライン
ネットde青色申告
奉行J Personal(参考)

小規模法人向け
■インストール型
弥生会計スタンダード
弥生製品の使い方
会計王
わくわく財務会計
ミロクのかんたん!法人会計
財務応援R4 Lite
奉行J -会計編-

■クラウド型
MFクラウド会計
口コミ・評判を調査
(参考)「マネーフォワード」の評判・セキュリティ実績
freee
使い方(取引入力・請求書)
使い方(全取引の記帳の流れ)
弥生会計オンライン
ネットde会計
黒字ソフトは、「会計ソフト比較解説」トップページにあるランキングでの紹介だけです。

会計ソフトの選び方

会計ソフトの選び方・種類
[ポイント①]機能説明[一覧表]
[ポイント③]サポートの必要性

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Ⅱ個人事業主・法人の会計

Ⅲ消費税法

Ⅴ個人事業主・法人におすすめのフリーソフト・サービス

Ⅵ自作フリーソフト[二刀流宛名印刷]




 

費用・収益に係る記帳一覧

費用・収益に係る取引を記帳する機会は、とても多いかと思います。特に、日々の取引入力では、掛取引(後払い・後日入金)が多いです。

記帳の仕方
下表の通り、費用・収益を記帳するタイミングは、原則として発生主義会計です。ただし、実務では、期中だけ簡便な処理をする期中現金主義・期末発生主義という方法を採用することもできます。
【原則】発生主義会計による記帳 【例外】期中現金主義・期末発生主義による記帳
経理方法 会計上、主に以下のタイミングで記帳する方法
・費用計上→発生主義(商品やサービスの消費時)
・収益計上→実現主義(商品の引渡しやサービスの提供時)
※これらをまとめて発生主義と表現することもあります。
※発生主義会計でも、重要性の低い取引は簡便な処理が認められています。例えば、事務用品などは、消費時ではなく、購入時に費用計上できます。
期中(日々の記帳)は、簡便に現金や預金の入出金時に費用・収益計上し、決算時だけ発生主義会計に修正するように処理する方法です。このような処理をしている会社も多いと思います。
メリット
デメリット
期中でも、適正な損益を把握することができます。将来の入出金予定や入金・支払漏れも把握できます。
特に、掛取引(後払い・後日入金)で2回記帳が必要になるので、手間がかかります。
※freeeでは、効率的に発生主義会計での記帳が可能です。さらに、支払漏れや入金漏れのチェックもできるようになります。
期中は、適正な損益を把握することができません(期末の損益は、発生主義会計と同じになります)。
掛取引(後払い・後日入金)でも、入出金時に、1回だけ記帳すればよいので手間がかかりません。
※発生主義会計の考え方は、以下のページをご覧ください。
【図解】発生主義・実現主義・費用収益対応の原則


会計事務所などのホームページを拝見すると、ときどき、発生主義会計で記帳しないとダメ!という記載をお見かけします。
経理の原則である発生主義を理解することは、どうしても必要ですが、以下のようなケースでは、取引に応じて、このページの随所で紹介する期中現金主義・期末発生主義を柔軟に利用されるとよいと思います。
・経営資源を本業に投下したい、人員不足
・決算書や確定申告書だけ作れればよい、または、エクセルなどの別アプリで、簡単に、売上を把握できるなど
・取引量が多い、金額の重要性が低い取引(基本は発生主義会計として、金額10万円以下は期中現金主義・期末発生主義などの方法もあります)
・タイムリーに損益を把握する必要がない(四半期、または、半期だけ、発生主義会計で記帳して損益を把握する方法もあります)
・簿記の経験が少ない(最初から、たくさん記帳するのは大変なので、まずは、仕訳を覚えることに専念したいなど)
・会計ソフトの機能不足により発生主義会計が難しいなど



freeeにおける発生主義会計の記帳方法を整理すると、下表のとおりです。主に、支払方法(現金やクレジットカードなど)、金融機関を同期できるかによって記帳方法は異なります。
個人→個人事業主でよく出てくると思われる取引
法人→法人でよく出てくると思われる取引

現金で支払、現金で入金時
このケースでは、発生主義会計、または、期中現金主義・期末発生主義、どちらでも、同じ記帳になります。
入出金時
現金で支払・現金で売上
個人 法人
「取引を登録」 
クラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、完了(決済済)で登録
※まとめて手入力するときは、取引データのインポートが便利です。
※現金支払いの場合は、レシート取込も可
電子マネーで支払
個人
「自動で経理」
取得した電子マネー明細について、基本的には、タブから登録

掛取引時(後払い、後日入金)
掛取引があった場合、発生主義会計では、以下の通り、2回記帳します。
【Step1】
商品消費(例外として購入時)・サービス消費)時
商品引渡し・サービス提供時
【Step2】
支払時
入金時
記帳方法 商品消費(例外として購入時)・サービスの消費による費用計上するとともに、確定した債務を計上します。このような支払前の記帳を未払計上(買掛金・未払金等の計上)と言います。
逆に、掛売上時の入金前は、未収計上(売掛金・未収金等の計上)といいます。
左記の債務の支払・入金時に、記帳します(未払計上と未収計上は、必ず消込します)。

支払方法により、記帳が異なります。簡単な順番は、以下の通りです。支払方法が選択できる場合は、こちらも考慮するとよいでしょう。
①クレジットカード…特に個人事業主は、発生主義会計の方が効率的に作業できるのでおすすめです(カードのポイントも付きます)。
②口座振替
③振込…この場合は、振込手数料の記帳や振込処理が必要なので、一番大変です。
※これら違いが分かるように、できるだけ同じ取引例を利用しています
【Step1】
商品消費(例外として購入時)・サービス消費時(未払計上)
商品引渡し・サービス提供時(未収計上)
【Step2】
支払時
入金時
基本的な操作方法 基本的には、「自動で経理」や「取引を登録」から、未収計上・未払計上します。

※下表の「自動で経理」について、もしも金融機関と同期できない場合は、「取引を登録」から手入力します。
※「取引を登録」などから手入力する際は、取引データのインポートを利用するのもよいです。

預金の入出金時は、基本的に、「自動で経理」で、取得した預金明細について、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブまたはクラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、左記を消込します。

※下表「自動で経理」について、もしも預金を同期できない場合は、「取引を登録」から消込します。
期中現金主義・期末発生主義の場合は、左記を登録せず、この入出金時だけ、「自動で経理」の預金明細から、費用・収益を計上します。ただし、期末時は、【原則】発生主義会計による記帳が必要です(後で説明します)。
クレジットカードで支払い(Amazon・楽天市場等の購入も含む) [公式]
個人  [公式]
「自動で経理」
取得したクレジットカード・Amazon・楽天市場等の利用明細について、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブタブから自動提案される科目を確認して登録 (未払計上される)

「自動で経理」
取得した預金明細について、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから、左記の未払計上を消込

口座振替(自動引落)…公共料金等個人 法人
「取引を登録」
クラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「未決済」で登録(未決済取引)
「自動で経理」
取得した預金明細について、クラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、左記の未払計上(未決済取引)を消込
※ここの記帳は、期中現金主義・期末発生主義を採用すると、手間がかかりません。

後日振込…振込振替、総合振込、社員の経費精算(立替) 個人 法人 「取引を登録」
クラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「未決済」で登録(未決済取引)
【振込処理】
まずは、インターネットバンキングなどで振込処理をします。
※上位プランの振込依頼機能が使える場合は、左記で登録した未決済取引から振込データを作成して振込できます。
「自動で経理」
取得した預金明細について、クラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、左記の未払計上(未決済取引)を消込
また、振込手数料も計上します。
掛売上時→請求書発行時 個人 法人  請求書発行時に、取引登録(未決済取引が登録されます)
「自動で経理」
取得した預金明細について、クラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、左記の未払計上(未決済取引)を消込

[収益計上(後日入金)] 店舗売上→POSレジ利用時  個人 法人 POSレジ同期時は、例外として、何も処理なし
(自動的に登録される。クレジットカード等の売上分は、未払計上される)
「自動で経理」
取得した預金明細について、主にクラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから、左記クレジットカード等の未払計上を消込

※上表の後払い・後日入金とは逆に、前払い・前入金の記帳は、こちら→※[費用・収益の前払い]  
※固定資産(主に10万円以上の備品等)を購入時は、上記の登録に加えて、固定資産台帳にも登録します。 [公式]




決算業務

上記の日々の取引入力に加えて、期末では振替伝票を起票します。期末決算 


確定申告

個人事業主の場合は、2/中旬~3/中旬に所得税の確定申告をします。
法人の場合は、原則として、決算日から2ヶ月以内に法人税の確定申告を行います。 [国税庁]申告と納税|税について調べる




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記帳方法の全体像へ

日々の取引入力 ~各取引の記帳の流れ~

ここからは、取引ごとの記帳方法を説明していきます。
SBI銀行とみずほ銀行で確認していますが、金融機関によっては、取得される明細の行数や名称が異なる可能性があります。この場合は、随所で記載している仕訳は同じですので、記載された仕訳のとおりになるように登録してください。

 

預金の預入(引出)・口座間の資金振替
貸付(借入)等


■操作方法
このような取引は、預金口座を同期して、「自動で経理」で自動取得される預金明細ごとに登録していきます。
取引によって、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブタブ、または、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブを使います。

■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
単位:円
取引例 記帳

預金を同期して「自動で経理」を使う
当期 11/20  100万円借入した 「自動で経理」 → 1 参照
取得した預金明細について、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブタブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
普通預金 1,000,000 短期借入金 1,000,000

11/25 ①預金口座から、現金3万円を引き出した。
②この引出手数料108円が口座から引き落とされた。 [公式]
「自動で経理」 → 2 参照
①現金引出の記帳
取得した預金明細について、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから登録
借方 貸方
現金 30,000 普通預金 30,000

②引出手数料の記帳
取得した預金明細について、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブタブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
支払手数料 108 普通預金 108
※次回から自動登録することも可能です。 [公式]
こちらのページで記載しましたように、自動化は注意が必要ですが、このケースは問題ないと思います。

11/25 ①A銀行から、B銀行に3万円を振込した。
②この振込手数料154円がA銀行口座から引き落とされた。 [公式]
「自動で経理」
①振込の記帳
・取得したA銀行(振込元)の預金明細について、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから登録
借方 貸方
普通預金(B銀行) 30,000 普通預金(A銀行) 30,000

・取得したB銀行(振込先)の預金明細は、「×」ボタンを押して、「無視する」をチェックして登録(仕訳をダブって起こさないため) [公式]
借方 貸方
普通預金(B銀行) 30,000 普通預金(A銀行) 30,000

②引出手数料の記帳
取得したA銀行(振込元)の預金明細について、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブタブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
支払手数料 154 普通預金 154

※上表の「自動で経理」は、もしも金融機関を同期できない場合、「取引を登録」から手入力します。


 1  11/20  100万円借入した

クラウド会計freee-借入時の自動で経理

[公式]借入金の借入と返済を記帳する

  

 2  11/25
①預金口座から、現金3万円を引き出した。
②この引出手数料108円が口座から引き落とされた。


クラウド会計freee-現金引出時の自動で経理
[公式]資金の移動を登録する(口座振替)  



 
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記帳方法の全体像へ

[費用・収益計上] 現金で支払・現金で売上 個人 法人

ここからは、実務上、登録する機会が多い費用・収益に係る取引を説明していきます。

まずは、現金支払いで、事務用品の購入などをするケースです。

■仕訳の仕方など
費用・収益は、発生主義会計、または、期中現金主義・期末発生主義により記帳していきます。
どちらを選択しても、現金で支払の場合は、同じ記帳になります。

■操作方法
「取引を登録」のクラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、手入力します。入出金を伴う取引なので、全て「完了(決済済)」を選択します。

※まとめて登録する場合は、取引データのインポートが便利です。

■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
下表は、現金支払の取引例です(11/28.29の取引例は、この次に説明する電子マネーで支払と同じです)。
単位:円
取引例 【原則】発生主義会計による記帳
【例外】期中現金主義・期末発生主義による記帳
当期 11/28  ①事務用品1,000円を現金で購入
11/29  ②図書2,000円を現金で購入
「取引を登録」
それぞれクラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「完了(決済済)」で登録→ 1 参照
借方 貸方
事務用品費 1,000
※1
現金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 現金 2,000

※現金支払いは、レシート取込も可
同左
12/5 店舗で、お客さんのパソコンを修理し(サービス提供)、現金8,000円を受け取った。 「取引を登録」
クラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「完了(決済済)」で登録→ 2 参照 ※2
借方 貸方
現金 8,000 売上 8,000
※3

同左
期末 なし
※期中、発生主義会計で適正に処理されているため、上記に係る追加処理はありません。

同左
当期の損益計算書(1/1-12/31) 収益  8,000円
費用 -3,000円
利益  5,000円
同左
次期 期首 なし 同左
※1 事務用品費計上のタイミング
事務用品の購入時は、事務用品は消費されていません。ただし、重要性の乏しいなどの理由より、通常、購入時に費用計上できます。そのため、消費→購入による費用計上日=支出日となり、このタイミングが一致するため、発生主義会計、または、期中現金主義・期末発生主義のどちらでも同じ記帳になります。
【図解】消耗品費(経費)と貯蔵品の仕訳・帳簿づけ
[国税庁]費用の額を継続してその取得をした日の属する年分の必要経費に算入している場合(所基通37-30の3)

※2 実店舗の現金売上について、POSレジを同期している場合は、例外として、自動的に登録されていきます。
※3 商品引渡による収益計上日=入金日 になるため、こちらも、発生主義会計、または、期中現金主義・期末発生主義のどちらでも同じ記帳になります。


 1  
11/28  ①事務用品1,000円を現金で購入
11/29  ②図書2,000円を現金で購入



クラウド会計freee-現金支出の取引を登録理


※11/29②も同様の手順です。


 2  12/5 店舗で、お客さんのパソコンを修理し(サービス提供)、現金8,000円を受け取った。


クラウド会計freee-現金収入の取引を登録




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記帳方法の全体像へ

[費用計上] 電子マネーで支払 個人

個人事業主の方は、事務用品や書籍を購入、公共交通機関を利用する際に、電子マネーで支払う機会もあるかと思います。

■仕訳の仕方など
基本的に、電子マネー支払いの仕訳は、先ほどの現金で支払いと同じです(下表11/28.29の取引例参照)。  
現金支払いとの違いは、主にチャージしたとき、現金を電子マネー(預け金等でも可)という資産科目に振替えが必要になる点です(下表12/5③の取引例)。


■操作方法
ここでは、電子マネーを同期している場合の操作方法を説明します。前述の現金支払を「自動で経理」で記帳すると考えてもらえばよいです。
なお、電子マネーを同期していない場合は、先ほどの現金支払いと同じように、取引を登録から手入力になります。


■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
下表は、電子マネーの取引例です(11/28.29の取引例は、この前に説明した現金支払と同じです)。
例えば、モバイルSuica [JR] を同期している場合は、以下の通り記帳します。
単位:万円
取引例 【原則】発生主義会計による記帳

電子マネーを同期します。
【例外】期中現金主義・期末発生主義による記帳

電子マネーを同期します。
当期 11/28 ①事務用品1,000円を電子マネーで購入
11/29 ②図書2,000円を電子マネーで購入
「自動で経理」
取得した電子マネー明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「カンタン取引登録」タブタブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
事務用品費 1,000 電子マネー 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 電子マネー 2,000

同左
12/5
③現金で、電子マネー7,000円をチャージした。
「自動で経理」
取得した電子マネー明細1つについて、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから登録
借方 貸方
電子マネー 7,000 現金 7,000
※電子マネーは、資産です。この時点では、何も消費していないので、費用ではありません。持っている物の姿が、現金から、電子マネーに変わっただけと考えるとよいかと思います。
同左
期末 なし
※期中、発生主義会計で適正に処理されているため、上記に係る追加処理はありません。

同左
当期の損益計算書(1/1-12/31) 収益  0円
費用 -3,000円
利益  -3,000円
同左
次期 期首 なし 同左
[公式]モバイルSuica - 利用履歴を取り込む




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記帳方法の全体像へ

[費用(後払い)] クレジットカードで支払 (Amazon・楽天市場等で購入時の記帳も含む) 個人

個人事業主の場合は、事務用品などを購入する際、クレジットカードで支払うケースも多いと思います。

■仕訳の仕方
この場合は、後払いになりますので、商品消費(例外として購入時)・サービス消費による費用計上と支出のタイミングが異なります。
そのため、発生主義会計、または、期中現金主義・期末発生主義のいずれかを選択して記帳することになります。

 
■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
下表は、クレジットカードの記帳例です(取引例は、口座振替、振込(振込振替総合振込)と同じです。ただし、振込だけ、通常発生する振込手数料の例も加えています)。
:大きなメリット :大きなデメリット
単位:円
取引例 【原則】発生主義会計による記帳

クレジットカードと預金を同期します。
【例外】期中現金主義・期末発生主義による記帳

預金だけ同期します。
こんな方におすすめ 皆さんにおすすめします。 あまりおすすめしません。
(クレジットカードの利用回数がとても少ない場合は、こちらでもよいかと思います。ただ、クレジットカードの記帳は効率的なので、口座振替や振込よりも、クレジットカードで支払う機会を増やした方がよいかと思います)
当期 11/28 ①事務用品1,000円をクレジットカードで購入
11/29 ②図書2,000円をクレジットカードで購入
「自動で経理」
取得したクレジット明細2つについて、それぞれから、自動提案される科目を確認して登録→ 1 参照
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金(クレジット) 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金(クレジット) 2,000

発生主義会計の場合は、このタイミングでの記帳が必要になりますが、勘定科目が自動提案されますので記帳がスムーズです。

なし
12/15
普通預金から、上記①②11月クレジット利用合計額3,000円が引き落とされた
「自動で経理」
取得した預金明細1つについて、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから上記①②の未払計上合計を消込→ 2 参照
借方 貸方
未払金(クレジット) 3,000 普通預金 3,000

「自動で経理」
取得した預金明細1つについて、「複数行取引」をチェックして、2行に分割して登録
借方 貸方
事務用品費 1,000
新聞図書費 2,000
普通預金 3,000

記帳はこのタイミング1回だけですが、取得できる預金明細の内容は、常に、クレジットカード名(「口座振替 ジヤツクス」など)です。通常、クレジットカードを月に複数回利用すると思いますので、この場合は、勘定科目の自動提案がうまくきません。複数の勘定科目を手入力する必要があります。


12/28 ③事務用品1,000円をクレジットカードで購入
12/29 ④図書2,000円をクレジットカードで購入
(11/28.29と同じ例)
「自動で経理」
上記の11/28.29と同様に、取得したクレジット明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金(クレジット) 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金(クレジット) 2,000

「取引を登録」
左記と同様、ここは発生主義で記帳する必要があります。
クレジットカードを同期していませんので、それぞれ
クラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「未決済」で登録
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金(クレジット) 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金(クレジット) 2,000

このタイミングも手作業で入力になります。

当期の損益計算書(1/1-12/31) 収益  0円
費用 -6,000円
利益 -6,000円
収益  0円
費用 -6,000円
利益 -6,000円
※期末は、発生主義会計で処理していますので、左記と同じ損益になります。
次期 1/15 (12/15と同じ例)
普通預金から、上記③④12月クレジット利用合計額3,000円が引き落とされた
「自動で経理」
上記12/15と同様に、取得した預金明細1つについて、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから、上記の未払計上合計を消込
借方 貸方
未払金(クレジット) 3,000 普通預金 3,000

「自動で経理」
取得した預金明細1つについて、クラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記の未払計上(未決済取引)を消込
借方 貸方
未払金(クレジット) 3,000 普通預金 3,000

※期首は、12/28.29未払計上を消し込みます。そうしないと、費用が二重計上されてしまいます。

※上表の「自動で経理」は、もしも金融機関を同期できない場合、「取引を登録」から手入力します。


 1  11/28.29 事務用品等をクレジットカードで購入

クラウド会計freee-クレジットカード利用時の自動で経理

※12/28.29のクレジットカード利用も同じように登録します。
ただし、年末年始のお休みの関係で、発生日が決算日12/31をまたいでしまう場合は、発生日の修正が必要になります。詳細は、以下のページをご覧ください。
クラウド会計ソフト[freee]取引入力・請求書発行の使い方(未決済・決済のコツ)



 2  12/15  普通預金から、上記①②の11月クレジット利用分3,000円が引き落とされた

11月のクレジットカード利用分が銀行から引き落とされたときは、 タブを選択し、「振替先口座」をクレジットカードの口座にして登録します。そうすると、11月のクレジットカード利用分の未払計上が消し込みできます。
わざわざ複数のクレジットカード利用明細を選択せず、1回で消込できます(freeeの場合、クレジットカード利用明細の登録を「未決済取引」としないことで、口座振替1回で消込できる仕様になっています)。 [公式]

さらに、次回から自動登録することも可能です。 [公式]
こちらのページで記載しましたように、自動化は注意が必要ですが、このケースは問題ないと思います。

クラウド会計freee-クレジットカード引落時の自動で経理

※今回のように同期した金融機関から未収計上・未払計上した分は、クラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブからは消し込みできません。未収計上・未払計上分の消込方法まとめは、以下のページをご覧ください。
クラウド会計ソフト[freee]取引入力・請求書発行の使い方(未決済・決済のコツ)

※1/15の消込も同じように登録します。



発生主義会計で、Amazon・楽天市場でクレジットカードで購入した場合
発生主義会計の場合、前述のように預金とクレジットカードを同期して記帳しました。→下表の左側参照
Amazonや楽天市場から購入する場合は、これらも同期して、自動で経理を使うと便利です。→下表の右側参照

■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
例えば、Amazonで購入した場合、これも同期するかどうかの違いは、下表のとおりです。

:大きなメリット :大きなデメリット
単位:万円
取引例 【原則】発生主義会計による記帳

預金とクレジットカードを同期した場合
※前述の例と同じ記帳です。
【原則】発生主義会計による記帳

預金とクレジットカードに加え、Amazonも同期した場合
こんな方におすすめ 右列よりも記帳回数は増えますので、できるだけわかりやすくシンプルな記帳が良い方は、Amazonは同期しなくても良いかと思います Amazonや楽天市場の利用回数が多い方や利便性を重視する方におすすめです。
●Amazonで注文時
11/28 ①事務用品1,000円をクレジットカードで購入
11/29 ②図書2,000円をクレジットカードで購入
- 「自動で経理」
取得したAmazon明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金(Amazon) 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金(Amazon) 2,000
Amazonも同期する場合は、このタイミングでの記帳が必要になりますが、Amazonの利用明細は、商品名が取得できるため、勘定科目が自動提案されます。

「自動で経理」
取得したクレジットカード明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、それぞれ登録
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金(クレジット) 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金(クレジット) 2,000

右よりも記帳の回数は減りますが、常にクレジットカードの利用明細が「AMAZON.CO.JP」になるので、今回の例のように、Amazonから事務用品と図書を購入した場合に、勘定科目の自動提案がうまくいきません。そのため、手作業で勘定科目を修正する必要があります。

「自動で経理」
取得したクレジットカード明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから、上記未払金をAmazonからクレジットカードへ振替
借方 貸方
未払金(Amazon) 1,000 未払金(クレジット) 1,000

借方 貸方
未払金(Amazon) 2,000 未払金(クレジット) 2,000

※クレジットカード利用明細の「AMAZON.CO.JP」は、自動的に、上記の仕訳が起きるように登録することもできます。この自動化は、よほどのことがない限り問題ないと思います。

●12/15 上記①②クレジットカード利用分合計額の口座引落 「自動で経理」
取得した預金明細1つについて、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから上記①②の未払計上合計を消込
借方 貸方
未払金(クレジット) 3,000 普通預金 3,000

「自動で経理」
同左

借方 貸方
未払金(クレジット) 3,000 普通預金 3,000
[公式]Amazon - 購入履歴を取り込む  


 
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記帳方法の全体像へ

[費用計上(後払い)] 口座振替(自動引落)…公共料金等 個人 法人

電気代、携帯電話、家賃、保険料、保守料金、通販サイトなど、継続して取引があるような場合には、毎月の支払いを後日、口座振替(自動引落)しているケースがあるかと思います。

■仕訳の仕方など
発生主義会計だと未払計上が手入力になりますので、基本的には、期中現金主義・期末発生主義による記帳の方が、簡単です。
このような取引の件数や金額規模などに応じて、どちらで処理するか判断するとよいかと思います。


■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
下表は、口座振替の記帳例です(取引例は、クレジットカード、振込(振込振替総合振込)と同じです。ただし、振込だけ、通常発生する振込手数料の例も加えています)。
:大きなメリット :大きなデメリット
単位:円
取引例 【原則】発生主義会計による記帳

預金を同期します。
【例外】期中現金主義・期末発生主義による記帳

預金を同期します。
こんな方におすすめ どうしても発生主義のメリットを享受したい方 分かりやすさや効率性を重視する方
当期 11/28 ①事務用品1,000円を購入(支払は、後日口座振替)
11/29 ②図書2,000円を購入(支払は、後日口座振替)
「取引を登録」
それぞれクラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、1つずつ「未決済」で登録

借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金 2,000

このタイミングでも記帳が必要になり、手入力・確認しなければなりません。

なし
12/15  上記①1,000円と②2,000円が口座振替された 「自動で経理」
取得した預金明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記の未払計上(未決済取引)を消込
借方 貸方
未払金 1,000 普通預金 1,000

借方 貸方
未払金 2,000 普通預金 2,000

クラウド会計freee「入出金予定とマッチ」タブタブを使うと、もっと簡単に消込できます。
口座振替の場合、支払側に手数料が発生しないため、通常、支出額と未決済取引の額が一致します。このようなケースでは、未決済取引を自動的に抽出してくれます。  

「自動で経理」
取得した預金明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
事務用品費 1,000 普通預金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 普通預金 2,000

この1回の記帳だけですみ、さらに、勘定科目が自動提案されますので、記帳が簡単です。

12/28 ③事務用品1,000円を購入(支払は、後日口座振替)
12/29 ④図書2,000円を購入(支払は、後日口座振替)
(11/28.29と同じ例)
「取引を登録」
上記の11/28.29と同様に、それぞれクラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「未決済」で登録
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金 2,000

「取引を登録」
左記と同様、ここは発生主義会計で記帳する必要があります。操作方法も同じです。
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金 2,000
当期の損益計算書(1/1-12/31) 収益  0円
費用 -6,000円
利益 -6,000円
収益  0円
費用 -6,000円
利益 -6,000円
次期 1/15  (12/15と同じ例)
上記③1,000円と④2,000円が口座振替された
「自動で経理」
上記12/15と同様、取得した預金明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記の未払計上(未決済取引)を消込
借方 貸方
未払金 1,000 普通預金 1,000

借方 貸方
未払金 2,000 普通預金 2,000

「自動で経理」
左記と同じ操作です。

借方 貸方
未払金 1,000 普通預金 1,000

借方 貸方
未払金 2,000 普通預金 2,000
※上表の「自動で経理」は、もしも預金口座を同期できない場合、「取引を登録」から手入力します。


 
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記帳方法の全体像へ

[費用計上(後払い)] 後日振込…振込振替、総合振込、社員の経費精算(立替) 個人 法人

取引先から受け取った請求書、社員が立替した領収書などをもとに、後日、振込するケースは多いかと思います。
この場合は、今まで説明してきた費用計上や支払の他に、振込手数料の記帳も必要になります。さらに、インターネットバンキングで振込手続も必要になるので、少し複雑で手間がかかります(そのため、もしも、クレジットカード支払や自動引落が選択できる場合は、これらを選択したほうがよいです)。

ここでは、以下のインターネットバンキングの振込による記帳方法を別々にご紹介します。利用している振込方法だけ、ご覧ください。
・インターネットの振込振替…主に個人事業主対象です。
・インターネットの総合振込…主に法人の方対象です。
※基本的には、どちらも同じ記帳ですが、振込依頼機能の対応状況、取得できる預金明細などに違いがありますので、立場別に分けてます。

■仕訳の仕方など
基本的には、口座振替と同じく、期中現金主義・期末発生主義による記帳の方が、簡単です。
ただし、上位プランに加入して、振込依頼機能が利用できる方は、振込手続を効率化できますので、発生主義会計でもスムーズです。
振込依頼機能は、会計だけでなく、バックオフィス全般の効率化を掲げるfreeeらしい機能だと思います。

振込件数・金額規模、振込依頼機能が利用できるか、できるだけ省力化したいかなどに応じて、発生主義会計、または、期中現金主義・期末発生主義のどちらかを選択した方が良いと思います。



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記帳方法の全体像へ

インターネットの振込振替による振込(主に個人事業主)

主に個人事業主は、インターネットの振込振替を利用して振込しているケースが多いかと思います。  

freeeの上位プランでは、振込依頼機能が利用できます。これを使うと、振込データをインターネットバンキングに送信することができ、振込処理を効率化することができます。ただし、一部の銀行しか対応していないので利用できる方は限られます。 [公式]  [公式]


 
■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
下表は、振込振替の記帳例です(取引例は、クレジットカード口座振替、振込(総合振込)と同じです)。ここでは、通常発生する振込手数料の例も加えています。
:大きなメリット :大きなデメリット
単位:円
取引例 【原則】発生主義会計による記帳

預金を同期します。
【例外】期中現金主義・期末発生主義による記帳

預金を同期します。
こんな方におすすめ 振込依頼機能を利用できる方
社員の経費精算(立替)時は、経費精算機能を利用できる方
初心者の方で分かりやすさを重視する方におすすめ
当期 11/28 ①事務用品1,000円を購入(支払は、後日振込)
11/29 ②図書2,000円を購入(支払は、後日振込)
「取引を登録」
それぞれクラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「未決済」で登録
このタイミングでも記帳が必要になり、さらに、手入力・確認しなければなりません。

※社員の経費精算(立替)の場合、経費精算機能が利用できれば、承認後、申請書から未決済取引の登録 [公式]

借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金 2,000

※まとめて手入力する場合は、取引データのインポートの利用も検討するとよいかと思います。

なし
12/15  上記①1,000円と②2,000円の振込。振込手数料は、当方負担(1回154円) 【振込処理】
インターネットバンキングで、振込先銀行・金額・名義等を手入力して振込

利用者は限定されますが、振込依頼機能が利用でき、住信SBIネット銀行または三菱東京UFJ銀行BizSTATION( 詳細は公式サイト参照 )から振込する場合は、上記の未決済取引から振込データをインターネットバンキングへ送信して振込可。(住信SBIネット銀行は、振込手数料も安いので、口座開設してもよいかもしれません)

【振込処理】
インターネットバンキングで、振込先銀行・金額・名義等を手入力して振込

「自動で経理」
●未払計上の消込
取得した預金明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記の未払計上(未決済取引)を消込
借方 貸方
未払金 1,000 普通預金 1,000

借方 貸方
未払金 2,000 普通預金 2,000
※上記の当方負担の場合、クラウド会計freee「入出金予定とマッチ」タブタブを使うと、もっと簡単に消込できます。当方負担の場合、通常、支出額と未決済取引の額が一致します。このようなケースでは、未決済取引を自動的に抽出してくれます。

※振込手数料が先方負担の場合は、取得した預金明細2つについて、それぞれタブから登録する際に、支払手数料を差額分として登録します。
この場合は、以下のような仕訳になります。 [公式]
借方 貸方
未払金 1,000 普通預金 846
支払手数料 154

借方 貸方
未払金 2,000 普通預金 1,846
支払手数料 154


●振込手数料の計上
取得した預金明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
支払手数料 154 普通預金 154

借方 貸方
支払手数料 154 普通預金 154
※ここは、当方負担・先方負担とも同じです。
※振込手数料の計上は、次回から自動登録することも可能です。 [公式]  自動化は、こちらのページで記載しましたように、注意が必要ですが、このケースは問題ないと思います。


「自動で経理」
●費用計上
取得した預金明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
事務用品費 1,000 普通預金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 普通預金 2,000

※振込手数料が先方負担の場合は、取得した預金明細2つについて、それぞれ複数行取引として、支払手数料も登録します。
この場合は、以下のような仕訳を起こします
借方 貸方
事務用品費 1,000 普通預金 846
支払手数料 154

借方 貸方
新聞図書費 2,000 普通預金 1,846
支払手数料 154

このタイミングだけ記帳すればよく、さらに、勘定科目が自動提案されますので、簡単です。

●振込手数料の計上
取得した預金明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
支払手数料 154 普通預金 154

借方 貸方
支払手数料 154 普通預金 154

12/28  ③事務用品1,000円を購入(支払は、後日振込)
12/29 ④図書2,000円を購入(支払は、後日振込)
(11/28.29と同じ例)
「取引を登録」
上記の11/28.29と同じ操作です。
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金 2,000

「取引を登録」
左記と同様、それぞれクラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「未決済」で登録
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金 2,000

当期の損益計算書(1/1-12/31) 収益  0円
費用 -6,308円
利益 -6,308円
収益  0円
費用 -6,308円
利益 -6,308円
次期 1/15  (12/15と同じ例)
上記③1,000円と④2,000円の振込。振込手数料は、当方負担(1回154円)
「自動で経理」
上記の12/15と同じ操作です。
借方 貸方
未払金 1,000 普通預金 1,000

借方 貸方
未払金 2,000 普通預金 2,000


借方 貸方
支払手数料 154 普通預金 154

借方 貸方
支払手数料 154 普通預金 154

「自動で経理」
左記と同様、取得した預金明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記の未払計上(未決済取引)を消込
借方 貸方
未払金 1,000 普通預金 1,000

借方 貸方
未払金 2,000 普通預金 2,000


借方 貸方
支払手数料 154 普通預金 154

借方 貸方
支払手数料 154 普通預金 154

※上表の「自動で経理」は、もしも金融機関を同期できない場合、「取引を登録」から手入力します。



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記帳方法の全体像へ

インターネットの総合振込(主に法人対象)

法人の場合は、取引先への月末振込や社員の経費精算(立替)など取引量が多く、後日、総合振込を利用している事業主も多いかと思います。

freeeでは、振込依頼機能を利用すると、「取引を登録」から登録した未決済取引から、総合振込用の一括振込ファイルを作成することができます。
この機能が使える場合は、発生主義会計の記帳がスムーズです。


■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
下表は、総合振込の記帳例です(取引例は、クレジットカード口座振替、振込(振込振替)と同じです)。ここでは、通常発生する振込手数料の例も加えています。
:大きなメリット :大きなデメリット
単位:万円
取引例 【原則】発生主義会計による記帳

預金を同期します。
【例外】期中現金主義・期末発生主義による記帳

預金を同期します。
こんな方におすすめ 振込依頼機能を利用できる方
社員の経費精算(立替)の経費精算機能を利用できる方
初心者の方で分かりやすさを重視する方におすすめ
当期 11/28 ①事務用品1,000円を購入(支払は、後日振込)
11/29 ②図書2,000円を購入(支払は、後日振込)
「取引を登録」
それぞれクラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「未決済」で登録
このタイミングでも記帳が必要になり、さらに、手入力・確認しなければなりません。

※社員の経費精算(立替)の場合、経費精算機能が利用できれば、承認後、申請書から未決済取引の登録 [公式]

借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金 2,000

※まとめて手入力する場合は、取引データのインポートの利用も検討するとよいかと思います。

なし
12/15  上記①1,000円と②2,000円の振込。振込手数料は、当方負担(1回154円) 【振込処理】
インターネットバンキングで、振込先銀行・金額・名義等を手入力して振込

振込依頼機能が利用できる場合は、未決済取引から振込データをインターネットバンキングへ送信
【振込処理】
インターネットバンキングで、振込先銀行・金額・名義等を手入力して振込

「自動で経理」
●未払計上の消込
「自動で経理」で取得される明細は、合計表示された1つです。この明細をクラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記複数の未払計上(未決済取引)を選択して消込 
借方 貸方
未払金 1,000
未払金 2,000
普通預金 3,000
※複数の未決済取引をまとめて選択できます。もしも取引が多いなど、選択が大変な場合は、11/28.29の取引を登録時、「期日」に支払日12/15を入力しておくと、ここで、該当する取引だけ抽出することができます。

※振込手数料が先方負担の場合は、取得した預金明細2つについて、それぞれクラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから登録する際に、支払手数料を差額分として登録します。例えば、①と②は、以下のような仕訳を起こします [公式]
借方 貸方
未払金 3,000 普通預金 2,692
支払手数料 308


●振込手数料の計上
取得した預金明細1つについて、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
支払手数料 308 普通預金 308
※ここは、当方負担・先方負担とも同じです。12月分振込手数料が12/15に引き落とされた場合の記帳例です。
※通常、月に1回、振込手数料の合計額が請求されます(ちょっと強引ですみませんが、当月分当月請求の記帳例です)。


「自動で経理」
●費用計上
「自動で経理」で取得される明細は、合計表示された1つです。この明細をクラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、複数行に分けて登録
借方 貸方
事務用品費 1,000
新聞図書費 2,000
普通預金 3,000

記帳はこの1回だけですが、取得できる預金明細1つだけなので、勘定科目の自動提案がうまくきません。そのため、手作業で勘定科目を入力する必要があります。

※振込手数料が先方負担の場合は、①と②は、以下のような仕訳を起こします [公式]
借方 貸方
事務用品費 1,000
新聞図書費 2,000
普通預金 2,692
支払手数料 308


●振込手数料の計上
取得した預金明細1つについて、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
支払手数料 308 普通預金 308

12/28 ③事務用品1,000円を購入(支払は、後日振込)
12/29 ④図書2,000円を購入(支払は、後日振込)
(11/28.29と同じ例)
「取引を登録」
上記の11/28.29と同じ操作です。
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金 2,000

「取引を登録」
左記と同様、それぞれクラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「未決済」で登録
借方 貸方
事務用品費 1,000 未払金 1,000

借方 貸方
新聞図書費 2,000 未払金 2,000

当期の損益計算書(1/1-12/31) 収益  0円
費用 -6,308円
利益 -6,308円
収益  0円
費用 -6,308円
利益 -6,308円
次期 1/15 (12/15と同じ例)
上記③1,000円と④2,000円の振込。振込手数料は、当方負担(1回154円)
「自動で経理」
上記の12/15と同じ操作です。
借方 貸方
未払金 1,000
未払金 2,000
普通預金 3,000


借方 貸方
支払手数料 308 普通預金 308
「自動で経理」
左記と同様、取得した預金明細1つについて、クラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記の未払計上(未決済取引)2つを消込
借方 貸方
未払金 1,000
未払金 2,000
普通預金 3,000


借方 貸方
支払手数料 308 普通預金 308
※上表の「自動で経理」は、もしも金融機関を同期できない場合、「取引を登録」から手入力します。






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記帳方法の全体像へ

[収益計上(後日入金)] 掛売上時→請求書発行時 個人 法人

freeeを使う大きなメリットの一つは、この請求書発行です。
この場合は、請求書発行時に、未決済取引を登録します。ここで、取引を登録しておくと、売掛金の入金漏れもチェックできるようになります。


■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
:大きなメリット :大きなデメリット
単位:円
取引例 【原則】発生主義会計による記帳

預金を同期
【例外】期中現金主義・期末発生主義による記帳

預金を同期
こんな方におすすめ 皆さんにおすすめします。 あまりおすすめしません。
当期 11/30 店舗で、お客さんのパソコンを修理した(サービス提供)。(支払は、後日振込のため請求書発行) 請求書発行時に、未決済取引を登録
※freeeの請求書を使わない場合は、「取引を登録」から「未決済」で登録します。
借方 貸方
売掛金 8,000 売上 8,000

※入金期日を過ぎても入金されない場合は、トップ画面で知らせてくれます。
※操作方法は、以下のページをご覧ください。
クラウド会計ソフト[freee]取引入力・請求書発行の使い方(未決済・決済のコツ)
なし
※請求書発行時は、取引登録しない [公式]
12/5 上記売上8,000円が入金された。振込手数料154円は先方負担 「自動で経理」
取得した預金明細について、クラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記の未払計上(未決済取引)を消込
借方 貸方
普通預金 8,000 売掛金 8,000
※上記の先方負担の場合、クラウド会計freee「入出金予定とマッチ」タブタブを使うと、もっと簡単に消込できます。通常、支出額と未決済取引の額が一致します。このようなケースでは、未決済取引を自動的に抽出してくれます。

※振込手数料が差し引かれて入金された場合(当方負担)、タブから登録する際に、支払手数料を差額分として登録します。
以下のような仕訳を起こします [公式]
借方 貸方
普通預金 7,846
支払手数料 154
売掛金 8,000

「自動で経理」
取得した預金明細について、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
普通預金 8,000 売上 8,000

12/31 (11/30と同じ例)
店舗で、お客さんのパソコンを修理した(サービス提供)。(支払は、後日振込のため請求書発行)
上記11/30と同様、請求書発行時に、未決済取引を登録
借方 貸方
売掛金 8,000 売上 8,000

左記と同様、請求書発行時に、未決済取引を登録
借方 貸方
売掛金 8,000 売上 8,000

当期の損益計算書(1/1-12/31) 収益 16,000円
費用 0円
利益 16,000円
収益 16,000円
費用 0円
利益 16,000円
次期 1/5 (12/5と同じ例)
上記売上8,000円が入金された。振込手数料154円は先方負担
「自動で経理」
上記11/5と同様、取得した預金明細について、クラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記の未払計上(未決済取引)を消込
借方 貸方
普通預金 8,000 売掛金 8,000

「自動で経理」
左記と同様、取得した預金明細について、クラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記の未払計上(未決済取引)を消込
借方 貸方
普通預金 8,000 売掛金 8,000


※上表の「自動で経理」は、もしも金融機関を同期できない場合、「取引を登録」から手入力します。



 
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[収益計上(後日入金)] 店舗売上→POSレジ利用時 個人 法人

実店舗で販売している方は、現金売上やクレジット売上が発生します。

freeeは、Suqare(無料)、ユビレジ、スマレジ、Airレジ(無料)などのPOSレジを同期することができます。
POSレジを同期すると、現金売上やクレジット売上時、自動的に登録されていきますので、とても便利です(クレジット売上分の入金時だけは、自動で経理で登録が必要です)。

■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
:大きなメリット :大きなデメリット
単位:円
取引例 【原則】発生主義会計による記帳

POSレジと預金を同期
【例外】期中現金主義・期末発生主義による記帳

預金だけ同期
こんな方におすすめ POSレジの同期ができる方 あまりおすすめできません。
(まだ、POSレジを利用していない方は、無料のPOSレジもありますので、導入して、左記の処理をおすすめします。)
当期 11/30 店舗で、お客さんのパソコンを修理した(サービス提供)。
(現金売上2,000、クレジット売上6,000円(クレジット売上の支払手数料は、3.25%※))
※2017.8Suqare社スマホ決済サービスより
処理なし(Posレジデータが自動的に登録される) [公式]  → 1 参照
●現金売上とクレジットカード売上分
借方 貸方
現金 2,000
売掛金 5,805
支払手数料 195
売上 8,000

「取引を登録」
●現金売上分
クラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「完了(決済済)」を選択して登録
借方 貸方
現金 2,000 売上 2,000

12/1 上記クレジット売上5,805が入金された 「自動で経理」
取得した預金明細について、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから、上記クレジット売上分の未払計上を消込 → 2 参照
借方 貸方
普通預金 5,805 売掛金 5,805

「自動で経理」
●クレジットカード売上分
取得した預金明細について、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
普通預金 5,805
支払手数料 325
売上 6,000

12/31 (11/30と同じ例)
店舗で、お客さんのパソコンを修理した(サービス提供)。
(現金売上2,000、クレジット売上6,000円(クレジット売上の支払手数料は、3.25%※))
処理なし(Posレジデータが自動的に登録される)
●現金売上とクレジットカード売上分
借方 貸方
現金 2,000
売掛金 5,805
支払手数料 195
売上 8,000

「取引を登録」
●現金売上分
クラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「完了(決済済)」を選択して登録
借方 貸方
現金 2,000 売上 2,000

「取引を登録」
●クレジットカード売上分
ここは発生主義会計で記帳します。クラウド会計freee「取引(収入・支出)」タブタブから、「未決済」で登録
借方 貸方
普通預金 5,805
支払手数料 325
売上 6,000

当期の損益計算書(1/1-12/31) 収益 16,000円
費用 390円
利益 15,610円
収益 16,000円
費用 390円
利益 15,610円
次期 1/1 (12/1と同じ例)
上記クレジット売上5,805が入金された
「自動で経理」
取得した預金明細1つについて、クラウド会計freee「口座振替・カード引落し」タブタブから、上記クレジット売上分の未払計上を消込
借方 貸方
普通預金 5,805 売掛金 5,805

「自動で経理」
取得した預金明細1つについて、それぞれクラウド会計freee「未決済取引の消し込み」タブタブから、上記クレジット売上分の未払計上(未決済取引)を消込
借方 貸方
普通預金 5,805 売掛金 5,805

※上表の「自動で経理」とPosレジ同期部分は、もしも金融機関を同期できない場合、「取引を登録」から手入力します。

(参考)1か月分売上の合計額を記帳してしまえばよいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、例えば、個人事業主の青色申告の場合、原則として一取引単位例外として1日単位で記帳しなければならないことになっています。
参考として、現金売上の記帳に関する税務署手引の記載です。
現金による売上は、原則として一取引ごとに、相手方、品名、数量及び単価 を「摘要」欄に、金額を「現金売上」欄に記入しますが、現金小売や少額な現 金卸売については、次の記載例のように日々の総額で記入することもできます。
出典:税務署P11[帳簿の記帳のしかた-事業所得者用-]


 1 売上

例えば、Squareと連携すると、売上等の取引が自動的に作成されます(取引が直接作成されますので、「自動で経理」での明細は作成されません。そのため、何も処理は必要ありません。)。 [公式]

 2 「自動で経理」で消込

消込は、主に、口座振替から行います。以下をご覧ください。
[公式]Suqare(無料)
[公式]ユビレジ
[公式]スマレジ
[公式]楽天ペイ(実店舗決済)
[公式]Coiney

※次の通り、Airレジは、上記と同様、口座振替からも消し込みできますが、未決済取引の消し込みから行うのが基本になっています。
[公式]Airレジ - 売上データを取り込む





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※[費用・収益の前払い]  個人 法人

実務ではケースは少ないと思いますが、今まで説明してきた後払いとは逆に、前払いのケースです。
この場合は、後で登録した取引の勘定科目の振替が必要になります。
・経過勘定(前受金・前渡金・前受収益・前払費用)を収益化・費用化する
・収益・費用を経過勘定(前受収益・前払費用)に振替える

■取引例 (会計期間:1/1~12/31)
単位:円
取引例 発生主義会計による記帳

預金を同期して「自動で経理」を使う
当期 12/31 1月分の事務所家賃10万円を前払いした(振込)。 以下の処理をします。

まずは、振込処理をします。
「自動で経理」
取得した預金明細について、クラウド会計freee「カンタン取引登録」タブタブから、自動提案される科目を確認して登録
借方 貸方
前払費用 100,000 普通預金 100,000

次期 翌1/31 事務所を1か月間使用した(サービス消費) 上記12/31に登録した勘定科目「前払費用」を「地代家賃」へ振替えます。
以下の操作をします。
①「取引」→「取引の一覧」で、12/31の取引を選択して、「+更新」ボタンを押します
②ポップアップした画面で、以下の取引を新規登録します。
借方 貸方
地代家賃 100,000 前払費用 100,000





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期末決算

今まで長々と説明してきました取引入力に加えて、期末では振替伝票も起票します。
[決算]メニュー(法人の場合)、または、[確定申告]メニュー(個人事業主の場合)より、振替伝票を利用します。

「振替伝票」は、「取引」形式で入力できない複雑な仕訳(決算整理仕訳、修正仕訳等)を入力する場合に使います。
たとえば、以下のような仕訳です。
取引例
売上原価の算定
未払法人税等、未払消費税等の認識の決算仕訳
修正仕訳の入力
[公式]振替伝票を作成する(仕訳形式で記帳する)


最後中途半端な感じで終わってすみません。
長文を最後までお読みいただきどうもありがとうございました。



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