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このページの最終更新日:2023/07/22

クラウド会計ソフトの全9プラン紹介・徹底比較
-マネーフォワードクラウド確定申告・freee・やよいの青色申告オンライン

このページの内容

このページでは、個人事業主向けのクラウド会計ソフト3つを紹介します。各ソフトの違いが分かるように比較・レビューしていきます。
なお、法人の方でも、基本的に、機能・簡単操作は変わりませんので参考になると思います。

クラウド会計ソフトの紹介
クラウド会計ソフトの総合比較表

クラウド会計ソフトの選び方・評価方法(簡単紹介)
評価詳細
[基本情報]OS・利用者数・シェア
[ポイント①] 機能
PCでの操作 
メイン画面
伝票入力
銀行等のデータ取込による一括自動仕訳[詳細]
印刷書類
その他
スマートフォンアプリの操作 

[ポイント②] 簡単操作
[ポイント③] サポート・マニュアル
[ポイント④] 1年あたり税込費用(5年利用時)

詳細ページ

※クラウド会計ソフトのバージョンアップは頻繁に行われますので、必要に応じて、公式サイトで最新情報をご確認ください。
※「会計ソフト比較解説」トップページでもクラウド会計ソフトを比較できますが、Macユーザーなどクラウド会計ソフトに絞っている方は、このページを見るだけでも差し支えありません。
※このページで重要なのは、:ポイント   他ソフトより良い点   他ソフトより劣る点  の箇所です。ここを中心に確認いただくと、ポイントや違いが分かりやすいと思います。




各ソフト紹介と総合評価表


各ソフトの特徴とプラン



このページで比較するのはシェア上位の3ソフトです。

マネーフォワードクラウド確定申告 [ ㈱マネーフォワード ]


freee [ freee㈱ ]


やよいの青色申告オンライン [ 弥生㈱ ]




Ⅳ会計ソフト比較解説
全ページ一覧
 「機能」「簡単操作」「サポート」「費用」を徹底比較!

 

※リンクのないソフトは、「会計ソフト比較解説」トップページにあるランキングでの紹介だけです。

Ⅰ個人事業主の確定申告

Ⅱ個人事業主・法人の会計

Ⅲ消費税法

Ⅴ個人事業主・法人におすすめのフリーソフト・サービス

Ⅵ自作フリーソフト[二刀流宛名印刷]




全ソフトの全プラン紹介
各ソフトの特徴とプランは以下の通りです。(マウス置くと拡大 にマウスを置くと、画像を拡大できます)
マネーフォワードクラウド確定申告
㈱マネーフォワード
freee
freee㈱
やよいの青色申告オンライン
弥生㈱
特徴
マネーフォワードクラウド確定申告[メイン画面]
 拡大
2014年1月、マネックス証券出身の辻社長がサービス開始。
インストール型の会計ソフトをシンプルにした印象です。

freee[メイン画面]
 マウス置くと拡大
2013年3月、Google出身の佐々木社長がサービス開始。
簿記を意識させないをコンセプトに、入出金取引を前提にしている印象です。また、請求書等の豊富な機能が特徴です。

やよいの青色申告オンライン[メイン画面]
 マウス置くと拡大
2014年10月、会計ソフトの老舗である弥生がサービス開始。
有名なインストール型「やよいの青色申告」をシンプルにクラウド化したソフト。
プラン数 (ⅰ)パーソナルミニ
(ⅱ)パーソナル
(ⅲ)パーソナルプラス
(ⅰ)スターター
(ⅱ)スタンダード
(ⅲ)プレミアム
・セルフプラン
・ベーシックプラン
・トータルプラン
各プランの相違 (ⅰ)パーソナルミニと(ⅱ)パーソナルの違いは、機能です。
(ⅱ)パーソナルと(ⅲ)パーソナルプラスの機能は同じです。違いは、電話サポートです。
プランによって、主に機能が異なります。 プランによって、機能は同じです。
違いは、サポートと費用です。
備考  

●マネーフォワードクラウド確定申告の全プラン
全プランは、以下の通りです。
コストパフォーマンスが高い(ⅱ)パーソナルプランが、おすすめです。
(ⅱ)パーソナルと(ⅲ)パーソナルプラスの利用機能は同じです。違いは、確定申告についての電話サポートを受けられるかです。(ⅲ)パーソナルプラスは、コストパフォーマンスが低いので、このページでは紹介しません。
無料プラン (ⅰ)パーソナルミニ (ⅱ)パーソナル (ⅲ)パーソナルプラス
利用者数 1名 ユーザー何名でもOK ユーザー何名でもOK
利用機能 一部制限有
年間仕訳数の上限は50件
公式詳細 
入力・銀行等取込・請求書発行・一部レポート・確定申告書等
債務管理・書類エクスポート・月次推移表等のレポート・消費税申告
サポート - チャット
メール
チャット
メール
チャット
メール
電話(確定申告についてのみ)
税込金額
(年額)
無料 10,560円 12,936円 39,336円



●freeeの全プラン
全プランは以下の通りです。
プランにより、利用できる機能が異なります。当サイトでは、(ⅰ)スターターと(ⅱ)スタンダードをご紹介します。
((ⅲ)プレミアムプランは、機能・サポートは充実していますが、年間金額が43,780円になります。選択される方が少ないと思われるため、このページでは紹介しませんのでご了承ください。)
無料プラン (ⅰ)スターター (ⅱ)スタンダード (ⅲ)プレミアム
利用ユーザー数 1人+freee認定アドバイザー 1人+freee認定アドバイザー 3人 3人
利用機能 一部制限有
※データ保存期間は直近1か月のみ
入力・銀行等取込・請求書・レポート等
月次推移表等のレポート・消費税申告・支払調書等
仕訳承認・経費精算等
サポート メール
※チャットは登録後1週間のみ利用可
メール
チャット
メール(優先)
チャット
メール(優先)
チャット
電話等
税込金額(年) 無料 12,936円 26,136円 43,780円


●やよいの青色申告オンラインの全プラン
プランは以下の4種類です。
当サイトでは、主に(ⅱ)セルフプランと(ⅲ)ベーシックプランと (ⅳ)トータルプランをご紹介します。利用機能は同じですが、サポートの内容が異なります。
(ⅰ)無料体験プラン
(2か月利用可)
(ⅱ)セルフプラン (ⅲ)ベーシックプラン  (ⅳ)トータルプラン
ユーザー数 - 1人 
機能 一部制限有
決算書等の利用不可
全て利用可 
サポート なし なし あり(電話・チャット・メール)
あり(電話・チャット・メール)
業務相談可
年額(税込) 最大2か月間無料 8,800円
(初年度 無料キャンペーン有)
13,200円
(初年度 6,600円キャンペーン有)
 22,000円
(初年度 11,000円キャンペーン有)



総合比較表


各ソフト・プランの総合評価一覧表は、以下のとおりです。
ソフトを選ぶ際に、ポイントになりそうなところはコメントを入れてありますので、 他ソフトより良い点   他ソフトより劣る点 を中心にご検討ください。
簡単に全体像を把握いただき、必要に応じて、詳細を確認いただくとよいかと思います。

以下は、右へスクロールできます

マネーフォワードクラウド確定申告
㈱マネーフォワード
freee
freee㈱
やよいの青色申告オンライン
弥生㈱
パーソナルミニ
パーソナル
スターター
スタンダード
セルフプラン
ベーシックプラン
基本情報
選び方
評価

  
利用ユーザー1人 利用ユーザー数は無制限

  
利用ユーザー1人+アドバイザー1人 利用ユーザー数3人

シェア高い
利用ユーザー1人

①機能
選び方
評価
or
銀行データ等の一括自動仕訳が高機能
見積書・納品書・請求書の発行可
スマホアプリの機能が多く便利
推移表なし
消費税申告書なし
書類エクスポートなし
多くのレポートなし
債務管理の利用可

or
銀行データ等の一括自動仕訳が高機能
見積書・納品書・請求書の発行可
スマホアプリの機能が多く便利
推移表なし
消費税申告書なし
多くのレポートなし
支払調書(報酬)の発行可

銀行データ等の一括自動仕訳が劣る
製造原価報告書・書類エクスポートなし

②簡単操作
選び方
評価
初心者向けの入力方法が多い
「仕訳帳入力」が使いやすい

勘定科目の選択が分かりやすい
入力方法が独特。freeeの形式にあわない取引は複雑で分かりにくい

取引種類選択入力が優れている

③サポート・マニュアル
選び方
評価
 
チャット
メール
 
チャット
メール

FAQが分かりやすい
チャット
メール
チャット
メール

×
問い合わせ不可
業務相談等可
電話チャット
メール

④税込費用
選び方
評価
利用1人
10,560円 12,936円
12,936円 26,136円
8,800円 13,200円
利用3人
利用不可 12,936円

利用不可 26,136円

26,400円 39,600円


総合評価



4.5



4.0



3.5


こんな方におすすめ
・銀行等の一括自動仕訳機能を重視する方
・伝票入力の使いやすさを重視する方
・複数人で使いたい方
・見積書・請求書・請求書発行もしたい方
・スキマ時間を使って、スマホでも作業したい方
・銀行等の一括自動仕訳機能を重視する方
・見積書・請求書・請求書発行もしたい方
・スキマ時間を使って、スマホでも作業したい方
・複数人で使いたい方
・シェアを重視する方
・手厚いサポートを受けたい方
・利用者数が1人で、全くサポートがいらない方(安いです)
・キャンペーンを有効に活用したい方
1年間無料で使えるキャンペーン中(2023/3/15申込まで)
関連ページ ソフト詳細 ソフト詳細 ソフト詳細
実際の利用者の口コミ・評判 使い方(取引入力・請求書)
使い方(全取引の記帳の流れ)
※このページの費用は、キャンペーン・無料体験期間を考慮していない金額です。




[参考]各ソフトの無料会員の比較
各ソフトの無料会員の比較表は、以下の通りです。
基本的に、どのソフトも無料で利用していくことは難しいです。
マネーフォワードクラウド確定申告
フリープラン
freee
無料プラン
やよいの青色申告オンライン
無料体験プラン
利用期間 無制限 無制限 2か月間のみ
利用機能 一部制限有
年間仕訳数50件まで
一部制限有
データ保存は直近1か月のみ
一部制限有
決算書等の利用不可
サポート なし チャット(登録後7日のみ)
メール
なし
評価 年間仕訳数の上限は50件であれば、上記の通り、無料で充実したサービスが受けられます(※)。
公式詳細
データ保存期間は直近1か月なので、基本的に無料では使えません(※)。 利用期間2か月なので、基本的に無料では使えません。
サポートなしのセルフプランでよければ、1年間無料で使えるキャンペーン中(2023/3/15申込まで)です。
(※)次のような方は、とりあえず無料なので、アカウント登録だけでもしておくとよいかもしれません。
・複数の銀行の預金残高を一覧で確認したい
・金融機関によっては過去数ヶ月分しかデータを取得できない場合がありますので、とりあえず、データ自動取得設定だけしておきたい





選び方・評価方法(簡単紹介)


当サイトの使い方
このページで重要なのは、:ポイント   他ソフトより良い点   他ソフトより劣る点 の箇所です。ここを中心に確認いただくと、ポイントや違いが分かりやすいと思います。
経理・会計ソフト初心者の方は、上記に加えて、の部分も確認するとよいです。

会計ソフトを選ぶポイント
当サイトでは、できるだけ客観的なランキングにするため、全てのソフトを以下の5つのポイントで評価します。
評価方法は、このページの随所で簡単に説明します。
[基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。


機能は豊富だけど費用は高かったり、すべてを兼ね備えた会計ソフトはありません。
預金取引の量、経理知識、経験、予算などに応じて、ご自身に合う会計ソフトを選んでいただくのがよいかと思います。

どのソフトも無料体験版がありますので、ご自身が重視する機能を試すと、利用イメージがわいて、早く選択できると思います。特に、日々のメイン業務になる伝票入力や銀行等の一括自動仕訳を試すとよいです。
(全ソフトを体験していますが、今まで電話勧誘は一回もありません。また、無料体験で作成したデータは製品購入後も引き続き利用できます。)

※詳細は、 会計ソフトの選び方 & 会計ソフトの種類 ページをご覧ください。
こちらのページでは、会計ソフトの種類(インストール型とクラウド型)も左右対比してご紹介します。









[基本情報]OS・利用者数・シェア
[基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。
----------< 目 次 >----------
選び方・評価方法
評 価


選び方・評価方法

以下を評価します。
対応OS
クラウドですので、基本的には、WindowsとMacの両方に対応しますが、一部例外がありますので確認します。

利用ユーザー数
複数ユーザーで利用する場合は、費用が大きく異なります。費用シュミレーションは、[ポイント④]1年あたり税込費用 で行います。

シェア
クラウド会計ソフトのサービス提供開始と、シェアの利用動向調査の時期は、下図の通りです。

クラウド会計ソフトのシェア-利用開始~調査時期

シェアは、以下、利用動向調査で評価します。
   
MM総研 個人用のみのシェア(2020年4月)
※いずれも弥生は「やよい青色申告オンライン」と「やよいの白色申告オンライン」を合算しています。

今後、変動する可能性があると思いますので、現時点では、機能・サポートなども合わせて判断することをおすすめします。



※詳細は、 会計ソフトの選び方 & 会計ソフトの種類 ページをご覧ください。
こちらのページでは、会計ソフトの種類(インストール型とクラウド型)も左右対比してご紹介します。


[基本情報]OS・利用者数・シェアの評価

  マネーフォワードクラウド確定申告 freee やよいの青色申告オンライン
対応OS Win & Mac Win & Mac Win & Mac
利用ユーザー数
パーソナルミニ

1人
パーソナル

何名でもOK
スターター

1人+アドバイザー
スタンダード

3人
全プラン

1人



     
MM総研
(2020年4月)
3位(16.8%)
2位(21.1%)
1位(56.7%)
サービス開始
2014年1月
2013年3月

2014年10月

評価









「やよいの青色申告オンライン」のシェアが高いです。
「やよいの青色申告オンライン」のシェアについては、もちろんソフト自体の評価によるものもあると思いますが、セルフプランの1年間無料キャンペーンによるものが大きいと思います。また、対応OS、利用ユーザー数を考慮して、「○」にしています。
関連ページ ソフト詳細 ソフト詳細 ソフト詳細

(※)MM総研の【個人事業主向け】クラウド会計ソフトの事業者シェア推移
以下の通り、現在、弥生が5年前より継続して、販売シェア50%を維持しています。これは、サービス開始からシェアが大きいことから、弥生のインストール型の圧倒的知名度、および、弥生の1年間無料キャンペーンによるものが大きいと思います。
MM総研の個人事業主向けクラウド会計ソフトの事業者シェア推移

(参考)MM総研の【個人事業主向け】インストール型・クラウド型のシェア推移
 以下の通り、毎年、会計ソフトの利用率は変わりませんが、インストール型とクラウド型の差は、着実に小さくなってきています。会計ソフトの利用率は変わっていないことから、インストール型からクラウド型へ移行している可能性もあります。
個人事業主向け会計ソフトのインストール型・クラウド型のシェア推移 (出典元:MM総研データより)

(データの出典元) 上の2つのグラフで使用したMM総研データの出典元は、以下の通りです。
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2015年12月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2016年 3月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2016年12月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2017年 3月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2017年12月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2018年 3月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2019年 3月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2020年 4月) | ㈱MM総研]

(※)MM総研の【小規模法人向け】クラウド会計ソフトの事業者シェア推移 2016年~2017年
小規模法人のインストール型・クラウド型のシェア推移 (出典元:MM総研データより)
(データの出典元) 上のグラフで使用したMM総研データの出典元は、以下の通りです。
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2016年 9月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの法人導入実態調査(2017年 8月) | ㈱MM総研]

(※)㈱実務経営サービスの【個人事業主及び小規模法人向け】クラウド会計ソフトの事業者シェア
出典:[株式会社実務経営サービスによるクラウド会計ソフトに関する会計事務所向けアンケート調査(2017年6月発表)|株式会社マネーフォワード]
出典:[㈱実務経営サービスによるクラウド会計ソフトに関する会計事務所向けアンケート調査(2017年6月発表)|㈱マネーフォワード]


(※)デジタルインファクトのクラウド会計ソフト利用動向調査
情報が古いのでご参考になりますが、デジタルインファクトの調査結果は、以下のリンクをご覧ください。
・第二回 クラウド型会計ソフトの利用動向調査を実施しました (2015年05月)
・【クラウド型会計ソフト(*)の利用動向調査】クラウド化率は5%。4割強がfreeeを利用。(2014年12月)










[ポイント①] 機能
[基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。
----------< 目 次 >----------
選び方・評価方法
評 価


選び方・評価方法

会計ソフトの機能[全体像]は、下図の通りです。
クラウド会計ソフトの選び方-機能全体像

 1  当サイトで紹介するソフトには、基本的な機能が備わっています。ソフトによって、一部異なる点を中心に比較します。
 2  銀行データ等の一括自動仕訳機能は、以下のように大きなメリットがありますので、詳細を比較します。
○経理初心者の方に分かりにくい勘定科目を取引明細より推測して自動提案してくれます。また、学習機能があるので、利用するたびに精度が高くなります。
○内容を確認していくだけで仕訳を起こすことができます。銀行取引やクレジットカードの取引が多い方は、データの入力ミスも減り、入力作業を大幅に省力化できます。

※各機能の説明は、以下のページをご覧ください。
会計ソフトの機能一覧


[ポイント①] 機能の評価

<機能目次>
PCでの操作
メイン画面
伝票入力
銀行等のデータ取込による一括自動仕訳[詳細]
印刷書類
その他
スマートフォンアプリの操作



メイン画面

メイン画面は下図の通りです。
マネーフォワードクラウド確定申告[メイン画面]
[マネーフォワードクラウド確定申告]  マウス置くと拡大
freee[メイン画面]
[freee]  マウス置くと拡大
やよいの青色申告オンライン[メイン画面]
[やよいの青色申告オンライン]  マウス置くと拡大



伝票入力

※伝票入力の機能説明は、会計ソフトの選び方 ~②機能説明~ ページをご覧ください。
機能あり:「○」  機能なし:空白 です(スクリーンショットの拡大図は、リンク先の各ソフト詳細ページでご覧ください)。
  マネーフォワードクラウド確定申告
全プラン
freee
全プラン
やよいの青色申告オンライン
全プラン
振替伝票入力

マネーフォワードクラウド確定申告[仕訳帳入力]
[仕訳帳入力]  マウス置くと拡大
※インストール型のように高速でサクサク操作できますので、sumafontmini必要に応じて 公式サイト でお試しください。




[振替伝票]  マウス置くと拡大



やよいの青色申告オンラインの振替伝票
[振替伝票]  マウス置くと拡大

帳簿形式の入力
「総勘定元帳(β版)」「補助元帳(β版)」による

マネーフォワードクラウド確定申告の総勘定元帳入力
[総勘定元帳]  マウス置くと拡大


「取引を登録」により、一般的な会計ソフトの現預金出納帳に近い入力


[取引を登録]  マウス置くと拡大
※インストール型のように、「高速登録(画面上メニュー「取引」→「連続取引登録」)」することも可能です。必要に応じて 公式サイト でお試しください。


 
取引種類の選択による入力


マネーフォワードクラウド確定申告の簡単入力
[簡単入力]  マウス置くと拡大

 

やよいの青色申告オンラインの簡単取引入力
[かんたん取引入力]  マウス置くと拡大

銀行・クレジットカード・その他データ取込
(詳細は、以下参照)

(詳細は、以下参照)

(詳細は、以下参照)
家事按分


「銀行の取引データ取込」「クレジットカードの取引データ取込」「その他データ取込」による一括自動仕訳[詳細]


選び方・評価方法
以下の点を評価します。
クラウド会計ソフトの選び方-「銀行の取引データ取込」「クレジットカードの取引データ取込」「その他データ取込」による一括自動仕訳[詳細]
項目 内容
対応金融機関 どのソフトも多くの金融機関に対応しています。ご自身が利用する金融機関については、実際に取込できるかは無料体験で確認したほうがよいでしょう。
ここでは、主にAmazon・楽天市場への対応状況をチェックします。
データ取得時期 どのタイミングでデータを取得できるかをチェックします。
仕訳単位 Amazonについて、商品明細単位で仕訳を起こせるか確認します。
登録内容 自動仕訳画面で、消費税区分や複合仕訳(売上入金時の源泉徴収・振込手数料の差引き)に変更できる方が便利です。これができない場合、自動仕訳した後、別の画面を開いて修正をしなければなりません。



評価



マネーフォワードクラウド確定申告
  銀行取込 クレジット取込 その他取込
対応金融機関 約2,220 約120 Amazon、楽天市場 等



データ取得時期 取引時 カード利用時 Amazon→注文時
仕訳単位 取引明細ごと 利用明細ごと Amazon→商品明細ごと
登録内容 自動仕訳画面でどんな仕訳でも入力可(多項目の入力・複合仕訳・未決済取引の消込可)。任意の自動仕訳ルールも作成可(複合仕訳可)。

マネーフォワードクラウド確定申告の自動仕訳登録画面
[自動仕訳登録画面]  マウス置くと拡大


freee
  銀行取込 クレジット取込 その他取込
対応金融機関 約3,600 約120 Amazon、楽天市場 等



データ取得時期 取引時 請求額確定時 Amazon→注文時
仕訳単位 取引明細ごと 利用明細ごと Amazon→注文ごと
登録内容 自動仕訳画面でどんな仕訳でも入力可(多項目の入力・複合仕訳・未決済取引の消込可)。任意の自動仕訳ルールも作成可(複合仕訳可)。


[自動仕訳登録画面]  マウス置くと拡大


やよいの青色申告オンライン
■対応金融機関
以下の通り、各金融機関からデータ取得の方法は、①口座連携、および、②その他サービスの連携の2種類あります。 公式詳細
やよいの青色申告のスマート取引取込のデータ取得方法




①口座連携
弥生製品の口座連携機能を使って、主に銀行・クレジットカードの取引データを各金融機関から直接取り込むことができます。
この口座連携は、インストール版とクラウド版があります。
※2015年12月インストール版、2017年7月にクラウド版対応しました 公式詳細

    利用料金 対応環境 対応金融機関
(銀行・クレジットカード・その他のデータ取込)
備考




クラウド版
※口座自動連携ツールのインストール不要
無料 Win・Mac 銀行(約3,600件)、クレジットカード(約120)、電子マネー(約20件)
・インストール版とクラウド版で対応金融機関が異なります。クラウド版の方が、対応金融機関が多いです。
詳細は、公式サイトの [対応金融機関一覧] をご覧ください。
(※)Amazonと楽天市場は未対応のため、これらの商品明細を取得することはできません。
明細の自動取込可
インストール版
※口座自動連携ツールのインストール必要
無料 Winのみ 同上 明細の自動取込可

弥生製品の場合は、データの取得方法が複数あり、それぞれ違いもありますので、少しわかりにくい点もあるかと思います。
上記の口座連携の詳細は、以下の公式サイトをご覧ください。
公式サイトのFAQ解説 公式サイトの設定マニュアル
インストール型会計ソフト やよいの青色申告
弥生会計
[FAQ] 金融機関との連携の流れ [PDF] デスクトップ版『弥生会計(やよ金融機関との連携の流れいの青色申告)』  スマート取引取込「 弥生口座自動連携」設定ガイド
クラウド型会計ソフト やよいの青色申告オンライン [FAQ] 金融機関との連携の流れ -
弥生会計オンライン [FAQ] 金融機関との連携の流れ [PDF] 弥生会計オンライン スマート取引取込設定マニュアル


②その他サービスの連携
以下のような外部の家計簿サービスを経由して、銀行・クレジットカード・電子マネーのデータ取込もできます。
銀行・クレジットカードなどのデータは、基本的には、上記の①口座連携で取込すればよいと思います。①口座連携で対応していない金融機関がある場合などに、「Zaim」(無料会員)を利用するとよいと思います。ただし、家計簿サービスのアカウント登録が必要です。
    利用料金 対応環境 対応金融機関
(銀行・クレジットカード・その他のデータ取込)
備考









Zaim 無料
プレミアム:月480円
公式詳細
Win・Mac 銀行(約1,200件)、クレジットカード(約150件)、電子マネー(約20件)、ECサイト(※)
(※)Amazonと楽天市場は未対応。Amazonについては、Zaim側は対応していますが、弥生側で未対応です(2020/7現在)。このようなケースもあるので、必要なサービスは、実際に無料体験で確認したほうがよいです。
公式サイトの一覧
明細の自動取込可
MoneyLook 無料 Winのみ 銀行(約1,300件)、クレジットカード(約50件)、電子マネー(約10件)
公式サイトの一覧
金融機関により明細の自動取込可
Moneytree
公式詳細
無料 iOS・Android・Web 銀行、クレジットカード、電子マネー、ポイントカード 合計約2500件
  公式サイトの一覧

以下のPOSレジサービス、請求サービス、レシート画像データなども取込できます。
    対応金融機関 備考
その他サービス POSレジサービス…Airレジ、スマレジ、ユビレジなど
請求サービス…MakeLeaps、Misocaなど
レシート取込アプリ…弥生レシート取込(スマホアプリ)、ScanSnap Cloud

※各弥生製品の最新の対応状況は、 公式サイト をご覧ください。


■自動仕訳
①口座連携の場合、データ取得時期と仕訳単位は、下表のとおりです。

  銀行の取引データ取込 クレジットカードの取引データ取込 その他データ取込
データ取得時期 取引時 カード利用時 ※Amazon未対応のため確認していません
仕訳単位 取引明細ごと 利用明細ごと ※Amazon未対応のため確認していません


①口座連携、および、②その他サービスの連携の自動仕訳登録画面は、以下の通りです。
登録内容
(自動仕訳登録画面)
やよいの青色申告オンラインのスマート取引取込の自動仕訳登録画面
[自動仕訳登録画面]  マウス置くと拡大

(※)以下の通り、自動仕訳登録画面で入力できる仕訳に制限があります。
・入力可能項目…勘定科目、補助科目のみ ※課税事業者に設定しても、消費税区分が表示されないため、この画面で確認もできません。
・複合仕訳不可…売上入金時の源泉徴収・振込手数料の差引き、給与などに対応できません
そのため、消費税区分、摘要の修正、複合仕訳にする必要がある場合は、自動仕訳後に、別の画面(振替伝票など)を開き、取込データを修正する必要があります。この点が不便です。

ユーザー側で、勘定科目と補助科目について、自動仕訳ルールを自由に作成することができます。
※以前は、自動仕訳ルールを作成できませんでした。




   マネーフォワードクラウド確定申告 freee やよいの青色申告オンライン

一括自動仕訳の評価









「マネーフォワードクラウド確定申告」の機能が最も優れています。
楽天市場に対応し、Amazonは商品明細まで取得できます。また、自動仕訳登録画面で、どんな仕訳でも入力できるので、この画面だけで入力を完結できるのが便利です(多項目の入力可、複合仕訳可、未決済取引の消込可)。さらに、独自の自動仕訳ルールも作成できます(複合仕訳も可)。

この一括自動仕訳は、クラウド会計を選択するにあたって、重要な機能なので、一度体験してみるとよいです。
詳細ページ ソフト詳細-説明 ソフト詳細-説明 ソフト詳細-説明
ソフト詳細-操作の流れ ソフト詳細-操作の流れ
使い方(取引入力・請求書)
使い方(全取引の記帳の流れ)
ソフト詳細-操作の流れ
※セキュリティ・電子証明書方式のログイン、ソフトを使い始めるときのデータ取得可能期間については、各ソフト詳細ページをご覧ください。





印刷書類

※印刷書類の機能説明は、会計ソフトの選び方 ~②機能説明~ ページをご覧ください。
機能あり:「○」  機能なし:空白 です(スクリーンショットの拡大図は、リンク先の各ソフト詳細ページでご覧ください)。
    マネーフォワードクラウド確定申告
パーソナルミニ
パーソナル
freee
スターター
スタンダード
やよいの青色申告オンライン
全プラン

簿


総勘定元帳
残高試算表
(貸借対照表・損益計算書・製造原価報告書に対応)
(貸借対照表・損益計算書・製造原価報告書に対応)

(貸借対照表・損益計算書)
※製造原価報告書は未対応
補助残高一覧表
※勘定科目の内訳は、補助科目ではなく、取引先・品目・メモタグなどで管理します。
残高推移表
×
×

所得税確定申告書B

※申告書の入力ができますが、配偶者控除・医療費控除などの所得控除等の自動計算がされません(一部の項目は、参考値として表示されます)。
青色申告決算書・収支内訳書(白色申告用)
消費税申告書(一般用・簡易課税用)  
×
消費税集計表も利用できません。

「消費税集計」が可能です。
×
消費税集計表も利用できません。

固定資産台帳/減価償却費の計算
請求書・見積書・納品書
通常別途購入になる見積書・納品書・請求書の作成・消込可
通常別途購入になる見積書・納品書・請求書の作成・消込可
freeeにするか判断する上で、重要な機能だと思います。とても便利でよくできた機能です。スタンダードプランは、定期請求・合算請求も可。
freee[見積書・納品書・請求書]
[見積書・納品書・請求書]マウス置くと拡大
なし
レポート
×
(キャッシュフローレポートのみ閲覧可)

マネーフォワードクラウド確定申告の収益レポート
[収益レポート]  マウス置くと拡大


(一部だけ閲覧可)


[損益レポート]  マウス置くと拡大


やよいの青色申告オンラインの損益レポート
[損益レポート]  マウス置くと拡大





その他

※この機能説明は、会計ソフトの選び方 ~②機能説明~ ページをご覧ください。
機能あり:「○」  機能なし:空白 です。
   マネーフォワードクラウド確定申告
パーソナルミニ
パーソナル
freee
スターター
スタンダード
やよいの青色申告オンライン
全プラン
仕訳伝票のCSVインポート・エクスポート
※エクセルからダイレクトにインポートも可

※エクセルからダイレクトにインポートも可
印刷書類のエクスポート
(ExcelまたはCSV形式)
 
 
  債務管理
  「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」を作成可(
 


動作スピード


   マネーフォワードクラウド確定申告
全プラン
freee
全プラン
やよいの青色申告オンライン
全プラン
動作スピード
以前は、他の会計ソフトと比較すると、体感スピードが遅く感じましたが、現在は改善されています。(2020/9FireFox・Cromeにて確認済)



スマートフォンアプリの操作

※この機能説明は、会計ソフトの選び方 ~②機能説明~ ページをご覧ください。

PC版と同じ順番(入力→書類)で、スマホアプリの機能をご紹介します。
特にfreeeのスマホアプリは素晴らしいと思います。
マネーフォワードクラウド確定申告
全プラン
freee
全プラン
やよいの青色申告オンライン
全プラン

アプリ紹介 スマホアプリの「マネーフォワード クラウド会計・確定申告アプリ(無料)」(ios版android版)をインストールすれば、PC版と同じような機能が利用できます。このアプリ一つで、多くの処理ができるようになっています。
「マネーフォワード クラウド会計・確定申告分析アプリ」のメニュー
 「マネーフォワード クラウド会計・確定申告アプリ」メニュー 拡大

スマホアプリのモバイル版会計freee(無料)( )をインストールすれば、PC版と同じような機能が利用できます。このアプリ一つで、多くの処理ができてしまう点が素晴らしいです。
モバイル版会計freeeのメニュー
 モバイル版会計freeeのメニュー マウス置くと拡大

利用する機能に応じて、複数のスマホアプリをインストールする必要があります。
「弥生 申告アプリ(無料)」や「弥生レシート取込(無料)」というアプリがあります。

「弥生 確定申告ソフト専用アプリ」のメニュー
 「弥生 申告アプリ」メニュー マウス置くと拡大

入力 通常の入力
手入力、および、銀行データ等の自動仕訳が利用できます。

●振替伝票入力の流れは、以下の通りです。

「マネーフォワード クラウド会計・確定申告アプリ」の振替伝票入力
 「マネーフォワード クラウド会計・確定申告アプリ」の振替伝票入力 拡大
公式サイトの詳細ページ>>

●銀行データ等の自動仕訳(「データ連携」)
勘定科目が自動提案されるため、特に定型的な取引は、スキマ時間を使って、簡単に登録できます。

「マネーフォワード クラウド会計・確定申告アプリ」のデータ連携
 「マネーフォワード クラウド会計・確定申告アプリ」のデータ連携 拡大
公式サイトの詳細ページはこちら>>


モバイル版会計freeeでは、手入力、および、銀行データ等の自動仕訳が利用できます。

●「取引の登録」画面で、手入力する流れは、以下の通りです。
モバイル版会計freeeの「取引の登録」
 [モバイル版会計freee-取引の登録] マウス置くと拡大


●銀行データ等の自動仕訳(「自動で経理」)
勘定科目が自動提案されるため、特に定型的な取引は、スキマ時間を使って、簡単に登録できます。直感的に操作できるので、です。
モバイル版会計freeeの自動で経理
 [モバイル版会計freee-自動で経理] マウス置くと拡大

「弥生 申告アプリ」( )を使えば、手入力できます。家計簿やこづかい帳のような入力イメージです。

「弥生 確定申告ソフト専用アプリ」の入力の流れ
 [「弥生 申告アプリ(無料)」の取引入力] マウス置くと拡大

※PC版の「かんたん取引入力」のように、取引種類を選択して、入力はできません。
※上記と類似するアプリ「bizNote for 弥生オンライン」(Crowd Cast, Ltd.社の開発)は、サービス終了していると思います(googleplayで検索ヒットしません)。

レシート取込 スマホアプリのカメラ、または、スキャナを使って、レシート金額等を取込できます。

スマホアプリのカメラを使う場合
レシートのカメラ撮影は、スマホの家計簿アプリ「マネーフォワードME」(公式サイト)、または、「MFクラウド経費(有料)」 )を使います(「マネーフォワード クラウド会計・確定申告アプリ」ではありません)。
スマホの家計簿アプリ「マネーフォワードME」でカメラ撮影する場合は、以下の流れです。

マネーフォワードとMFクラウドのレシート取込の流れ
 [「マネーフォワードME」によるレシート取込] 拡大

※以下のアプリは、サービス終了しています。
・「ReceReco」は、2017年3月31日でサービス終了しました(公式サイト)。
・以前iPhone用アプリとして提供していた領収書読取アプリもサービス終了しました。


スキャナを使う場合
スキャナ(ScanSnapCloudなど)からレシート取込する流れは、以下をご覧ください。

※電子帳簿保存法の対応状況


スマートアプリ(モバイル版会計freee)のカメラ、または、スキャナを使って、レシート金額等を取込できます。

スマホアプリのカメラを使う場合
以下のように、少ないStepで効率的な処理ができます。
モバイル版会計freeeのレシート取込の流れ
 [モバイル版会計freee-レシート取込] 拡大


スキャナを使う場合
スキャナ(ScanSnapCloudなど)からレシート取込する流れは、以下をご覧ください。


※電子帳簿保存法の対応状況
スマホアプリのカメラ、または、スキャナを使って、レシート金額等を取込できます。


スマホアプリのカメラを使う場合
スマホアプリ「弥生レシート取込」のカメラ撮影する場合は、以下の流れです。

「弥生レシート取込」の流れ
 [「弥生レシート取込」によるレシート取込] マウス置くと拡大


スキャナを使う場合
スキャナ(ScanSnapCloudなど)からレシート取込する流れは、以下をご覧ください。


※電子帳簿保存法の対応状況
書類閲覧 「マネーフォワード クラウド会計・確定申告アプリ」では、下図のようなレポートを閲覧することができます。

「マネーフォワード クラウド会計・確定申告分析アプリ」のレポート
 [「マネーフォワード クラウド会計・確定申告アプリ」のレポート] 拡大
公式サイトの詳細ページ>>

取引一覧を確認できます。

 [モバイル版会計freee-取引一覧] マウス置くと拡大

取引一覧を確認できます。

その他 モバイル版会計freeeでは、確定申告や請求書の作成もできます。

モバイル版会計freeeの確定申告・請求書等
 [モバイル版会計freee-確定申告等] マウス置くと拡大

 

※スマートフォンから、PC版を操作するのは、少し難しいと思います。ご利用環境によるところもありますが、文字が小さく、ページを開くのに時間がかかったりします。




以上の評価をまとめると以下の通りです。
   マネーフォワードクラウド確定申告
全プラン
freee
スターター
スタンダード
やよいの青色申告オンライン
全プラン

評価



銀行データ等の一括自動仕訳が高機能
「仕訳帳入力」が使いやすい
見積書・納品書・請求書が発行可
スマホアプリの機能が多く便利
月次推移表なし
消費税申告書なし
印刷書類のエクスポートなし
レポートなし
債務管理の利用可

or

銀行データ等の一括自動仕訳が高機能
見積書・納品書・請求書が発行可
スマホアプリの機能が多く便利
月次推移表なし
消費税申告書なし
一部のレポートのみ
支払調書(報酬)の発行可



銀行データ等の一括自動仕訳が劣る
製造原価報告書・書類エクスポートなし
「マネーフォワードクラウド確定申告」は、前述の通り、銀行データ等の一括自動仕訳が最も優れています。
「freee」は、通常別途購入になる見積書・納品書・請求書の作成にも対応しています。仕訳の自動作成もできるので、売掛金管理の手間を大幅に削減できます。
ただし、スタータープランでは、月次推移表・消費税申告書に対応していません。事業規模やどんな機能が必要かによって、判断が分かれるのではないでしょうか。
「やよいの青色申告オンライン」は、他のクラウド会計ソフトと比較すると、やや見劣りします。
ただし、最近、以下の通り、成長のスピードがとても速いです。
2016年:消費税申告書に対応
2015年:ソフト単体での銀行データ等の一括自動仕訳、チャットサポートなどに対応
2014年:消費税の課税事業者、仕訳伝票CSVエクスポートなどに対応
関連ページ ソフト詳細 ソフト詳細
使い方(取引入力・請求書)
使い方(全取引の記帳の流れ)
ソフト詳細






[ポイント②] 簡単操作
簡単操作の評価 [基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。
----------< 目 次 >----------
選び方・評価方法
評 価


選び方・評価方法

経理初心者の方でも比較的簡単に操作できるか、①初期設定は簡単か、②伝票入力は簡単か伝票入力は使いやすいか を評価します(会計ソフトを扱うにはある程度簿記の知識・経験が必要になります)。

クラウド会計ソフトの選び方-伝票入力が簡単、使いやすさ説明

伝票入力は簡単か
主に経理初心者の方向けの入力方法にどれだけ対応しているかを評価します。
入力方法 内容
取引種類選択入力 取引の種類を選択して仕訳を起票します。初心者の方にとって、とても便利だと思います。仕訳や勘定科目が分からない場合、インターネットなどで検索する手間が省けます。
帳簿入力 家計簿やこづかい帳のような入力方法です。
銀行データ等の一括自動仕訳 初心者の方に分かりにくい勘定科目を取引明細より推測して自動提案してくれます。また、内容を確認していくだけで仕訳を起こすことができるので効率的です。

伝票入力は使いやすいか
多くの項目でコードまたは名称を入力の都度検索がかかり、スムーズに項目移動できるソフトが使いやすいと思います。主に振替伝票で評価します。

※詳細は、 会計ソフトの選び方 & 会計ソフトの種類 ページをご覧ください。
こちらのページでは、会計ソフトの種類(インストール型とクラウド型)も左右対比してご紹介します。


[ポイント②] 簡単操作の評価

◎、○、△、×で評価しています。
   マネーフォワードクラウド確定申告
全プラン
freee
全プラン
やよいの青色申告オンライン
全プラン
①初期設定は簡単か

・仕訳伝票のデータ移行は、多くの形式に対応
・開始残高のデータ移行は、「弥生会計」の形式に対応

・仕訳伝票のデータ移行は、多くの形式に対応
・開始残高のデータ移行は、「弥生会計」の形式に対応
②伝票入力は簡単か
・帳簿入力(「総勘定元帳(β版)」「補助元帳(β版)」による)
・取引種類選択入力
・銀行データ等の一括自動仕訳

・帳簿入力(「取引を登録」による)

・銀行データ等の一括自動仕訳


・取引種類選択入力
・銀行データ等の一括自動仕訳
③伝票入力は使いやすいか

詳細は、下の画像参照

評価



初心者向けの入力方法が多い
仕訳帳入力が使いやすい



入力方法が独特なので好みによる



取引種類選択入力が優れている
どのソフトも、銀行データ等の一括自動仕訳に対応しているので、とても便利です。初心者の方に分かりにくい勘定科目を取引明細より推測したり、ミスなく仕訳が出来上がります。
クラウド会計を選択するにあたって、重要な機能なので、無料体験版で試してみることをおすすめします。
「マネーフォワードクラウド確定申告」の仕訳帳入力などは、高速で使いやすいです。
※インストール型のように高速でサクサク操作できますので、体感してみたい方は 公式サイト
でお試しください。
「freee」の入力方法は、簿記を意識させないをコンセプトにしていますので、少し独特です。freeeの入力スタイルのメリット・デメリットは以下の通りだと思います。実際に使ってみて判断するとよいです。
<メリット>
freeeでは、通常、「取引を登録」という形式で入力することを推奨しています。この形式に合致する現預金取引などの場合は、簿記を意識せず、分かりやすいと思います。
・勘定科目の選択時、カテゴリ表示されていて、勘定科目の説明があるので、初心者の方でも分かりやすいです。
・「取引を登録」の「高速登録(画面上メニュー「取引」→「連続取引登録」)」では、インストール型のように高速入力できます。
<デメリット>
freeeの「取引を登録」という形式に当てはまらないような仕訳を入力する際、以下の点がシンプルでないと思います。
・「取引を登録」という形式に当てはまらない場合(決算整理仕訳、修正仕訳等)、通常の会計ソフトと同じように「振替伝票」形式での入力が必要になります。そのため、やはり、ある程度簿記の知識が必要になると思います。
・仕訳が分からない場合、インターネットや書籍で仕訳を調べます。通常の会計ソフトであれば、この仕訳をそのまま転記すればよいのですが、freeeの場合、「取引を登録」と「振替伝票」のどちらを使うのか、また、「取引を登録」であればどのように入力するのか確認しなければなりません。
※ただし、簿記の知識のある方向けにも、以下のようにしっかり対応をしています。今後も大きく期待できると思います。
・2016年6月 「取引を登録」画面で仕訳形式プレビューを表示できるようにした。
・2016年7月 振替伝票も通常の会計ソフトと同じスタイルにリニューアル(以前は、2行で入力するスタイルでした)

関連ページ ソフト詳細 ソフト詳細
使い方(取引入力・請求書)
使い方(全取引の記帳の流れ)
ソフト詳細



マネーフォワードクラウド確定申告 「仕訳帳入力」画面イメージ
■入力画面
一般的には、クラウド会計ソフトの操作性はあまりよくありませんが、「仕訳帳入力」はインストール型のように高速で快適に操作できます。
「仕訳帳入力」では、以下の仕訳パターン 勘定科目 補助科目 部門 摘要で、コードまたは名称を入力の都度検索がかかります。
また、項目の移動は、上下左右キー、タブキー、エンターキーが使えるのでスムーズです。伝票の先頭で、仕訳パターンを呼び出せるのも便利です。

  マネーフォワードクラウド確定申告-伝票入力イメージ

■「勘定科目」の選択
  マネーフォワードクラウド確定申告-伝票入力イメージ




freee 「取引を登録」画面イメージ
以下は、freeeが推奨する「取引を登録」という形式での入力画面です。
■通常の入力画面
    の箇所で、検索がかかります。
 例えば、事務用品1080円を現金で購入した場合、以下の通り入力します。
 ※仕訳は、消耗品費 1,080円 / 現金 1,080円 です。

  freeeの取引入力


※以下の「高速登録(画面上メニュー「取引」→「連続取引登録」)」では、インストール型ソフトのように高速入力することもできます。
連続して入力したい場合にとても便利です。

freee取引を登録-高速登録登録


■「勘定科目」の選択
 勘定科目 がカテゴリ表示されていて、簡単な説明があるので、分かりやすいです。
 インターネットなどで勘定科目を調べなくても、ある程度、選択できるようになっています。
    freeeの勘定科目選択


やよいの青色申告オンライン 「仕訳の入力」イメージ
■入力画面
    の箇所で、検索がかかります。

 やよいの青色申告オンライン-伝票入力

■「勘定科目」の選択
 勘定科目 がカテゴリ表示されていて、簡単な説明があるので、分かりやすいです。
 インターネットなどで勘定科目を調べなくても、ある程度、選択できるようになっています。
   やよいの青色申告オンライン-勘定科目の選択 







[ポイント③] サポート・マニュアル
[基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。
----------< 目 次 >----------
選び方・評価方法
評 価


選び方・評価方法

問題を早く解決するために、電話・チャットによる問い合わせに対応しているか、付属マニュアルが充実しているかを評価します。
チャットは、簡単な質問をしたいときに便利です。すぐに本題に入れますし、基本的にはリアルタイムで返答があります。
無料体験で最初の一定期間お試しできますので、チャットサポートだけで対応できるかを確認いただくとよいです。
※詳細は、 会計ソフトの選び方 & 会計ソフトの種類 ページをご覧ください。
こちらのページでは、会計ソフトの種類(インストール型とクラウド型)も左右対比してご紹介します。


[ポイント③] サポート・マニュアルの評価

マネーフォワードクラウド確定申告 freee やよいの青色申告オンライン
付属マニュアル等


・カンタン確定申告ガイド(ソフト内)・・・確定申告の流れ
図表が多く分かりやすい
 
問い合わせ方法
パーソナルミニ
パーソナル
 
チャット
メール
 
 
チャット
メール
スターター
スタンダード
 
チャット
メール
 
 
チャット
メール
セルフプラン
ベーシックプラン
 
 
問い合わせ不可
業務相談等可
電話 
チャット
メール


評価





×

どのソフトもチャットに対応している点がよいです。
「やよいの青色申告オンライン」のベーシックプランは、最もサポートが充実しています。電話・チャット・メールに対応し、仕訳相談や経理業務相談まで可能です。また、オペレーターが必要と判断した場合は、ユーザーのパソコン画面を共有して、アドバイスをしてくれます。インストール型「やよいの青色申告」で蓄積したノウハウが強みです。
関連ページ ソフト詳細 ソフト詳細 ソフト詳細


freee 「FAQ」画面イメージ
freeeのヘルプは、手間をかけて、とても丁寧に作られていると思います。図表が多く分かりやすいです。
  freeeFAQ




[ポイント④] 1年あたり税込費用(5年利用時)
価格の評価 [基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。
----------< 目 次 >----------
選び方・評価方法
評 価


選び方・評価方法

いずれのソフトも、年額or月額料金制です。
1年間の利用料金を比較します。サポートの種類・利用者数により、費用が異なります。ここでは、利用人数が1人、3人のケースで比較します。
※詳細は、 会計ソフトの選び方 & 会計ソフトの種類 ページをご覧ください。
こちらのページでは、会計ソフトの種類(インストール型とクラウド型)も左右対比してご紹介します。


[ポイント④] 1年あたり税込費用(5年利用時)の評価

利用人数により、費用は異なってきます。
ある程度利用人数を決めた上で、ソフトとプランを選択すると節約につながります。
マネーフォワードクラウド確定申告 freee やよいの青色申告オンライン
パーソナルミニ
パーソナル
スターター
スタンダード
セルフプラン
ベーシックプラン
計算方法
利用者1人
10,560円
利用人数に関係なく以下の金額
12,936円
利用者1人+freee認定アドバイザー 利用者3人までは以下の金額
12,936円 26,136円
利用者1人あたり以下の金額
8,800円 13,200円
利用者1人
10,560円 12,936円
12,936円 26,136円
8,800円 13,200円
利用者3人
- 12,936円
- 26,136円
26,400円 39,600円
評価
(上記2ケースを総合評価)


















「マネーフォワードクラウド確定申告」のパーソナルプランは、利用者が多い場合、非常にお得になります。
「freee」のスタンダードの料金は、通常、別途料金がかかる見積書・納品書・請求書等(定期請求・合算請求も可)の捉え方によると思います。請求書等が不要な方にとっては割高ですが、これらが必要な方にとっては、仕訳とも連動しますし、許容できる金額かもしれません。
「やよいの青色申告オンライン」は、利用状況によって大きく費用が異なります。
利用者1人でセルフプランであれば(サポートなし)、最も安いです。また、1年間無料で使えるキャンペーン中(2023/3/15申込まで)なので、とてもお得です。一方、複数ユーザーで利用しようとすると、割高になります。
関連ページ ソフト詳細 ソフト詳細 ソフト詳細
※このページの費用は、キャンペーン・無料体験期間を考慮していない金額です。



まとめ


これまで5つのポイントを比較してきましたが、まとめると以下の通りになります。

最後に、当サイトでの「総合評価」をしていますが、すべてを兼ね備えた会計ソフトはありません。
会計ソフトは、一度決めたソフトを長く使う方がほとんどだと思います。無料体験版を使ってみて、ご自身に最適な会計ソフトを選んでいただくのが大切だと思います。


マネーフォワードクラウド確定申告
㈱マネーフォワード
freee
freee㈱
やよいの青色申告オンライン
弥生㈱
パーソナルミニ
パーソナル
スターター
スタンダード
セルフプラン
ベーシックプラン

総合評価



4.5


4.0


3.5

こんな方におすすめ
・銀行等の一括自動仕訳機能を重視する方
・伝票入力の使いやすさを重視する方
・見積書・請求書・請求書発行もしたい方
・スキマ時間を使って、スマホでも作業したい方
・複数人で使いたい方
・銀行等の一括自動仕訳機能を重視する方
・見積書・請求書・請求書発行もしたい方
・スキマ時間を使って、スマホでも作業したい方
・複数人で使いたい方
・シェアを重視する方
・手厚いサポートを受けたい方
・利用者数が1人で、全くサポートがいらない方(安いです)
・キャンペーンを有効に活用したい方
1年間無料で使えるキャンペーン中(2023/3/15申込まで)
関連ページ ソフト詳細 ソフト詳細 ソフト詳細
実際の利用者の口コミ・評判 使い方(取引入力・請求書)
使い方(全取引の記帳の流れ)

必要に応じて、もう一度、総合評価一覧表をご確認ください。
ソフトを選ぶ際に、ポイントになりそうなところはコメントを入れてありますので、
 他ソフトより良い点   他ソフトより劣る点 を中心にご検討ください。




クラウド会計ソフトのバージョンアップは頻繁に行われます。各ソフトの公式サイト・無料体験版で最新情報をご確認ください。







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