【図解】経理の原則
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このページの最終更新日:2022/04/24   ソフトの記載内容:2020/07現在

「弥生会計」「やよいの青色申告」無料体験版ダウンロード・使い方

このページの内容

このページでは、インストール型「弥生会計スタンダード(※)」と「やよいの青色申告」について、無料体験版のダウンロード・サンプルデータの開き方、基本的な伝票の入力方法、とても便利な「スマート取引取込」などの使い方を図解します。
経理初心者の方は、特に参考いただければと思います。

(※)「弥生会計」については、「スタンダード」以外のバージョンでも、このページを利用いただけます。

<このページの目次>
1.無料体験版ダウンロードとサンプルデータの開き方
ダウンロード・インストールするソフト・バージョン、失敗してしまうときの対処方法など
2.「取引」メニュー 
伝票の入力方法を4つ確認します。経理は大部分が伝票入力ですので、特にご確認ください。
銀行・クレジットカード・その他データを取込したい方は、「スマート取引取込」をご確認下さい。
弥生会計の取引メニュー

3「集計」メニュー 
よく使う[残高試算表]を確認します。また、必要に応じて他の帳票もご確認ください。
弥生会計の集計メニュー

4.「決算・申告」メニュー


5.製品版の導入・設定 
設定手順のポイントとライセンスの注意点について説明します。




Ⅳ会計ソフト比較解説
全ページ一覧
 「機能」「簡単操作」「サポート」「費用」を徹底比較!

 

※リンクのないソフトは、「会計ソフト比較解説」トップページにあるランキングでの紹介だけです。

Ⅰ個人事業主の確定申告

Ⅱ個人事業主・法人の会計

Ⅲ消費税法

Ⅴ個人事業主・法人におすすめのフリーソフト・サービス

Ⅵ自作フリーソフト[二刀流宛名印刷]





無料体験版ダウンロード・インストールとサンプルデータの開き方


無料体験版のダウンロード・インストール

会計ソフトは、一度決めたソフトを長く使う方がほとんどだと思います。まずは、日々の伝票入力から試してみましょう。

インストールする製品は、以下の通りです。
 個人事業主の方 → 「やよいの青色申告」
 小規模法人の方 → 「弥生会計スタンダード(他のバージョンでも可)」

※ソフト選びを失敗したくないという方は、1か月くらい使って納得してから購入するとよいです。
(長く使ってみると、サポートの必要性も分かってきます。分からないことがあったら、問い合わせしてみるのもよいです。無料体験で作成したデータは製品購入後も引き続き利用できます)


ここでは、例として「弥生会計スタンダード」をダウンロード・インストールの手順を紹介します。
※各製品の体験版は、異なるグレードをインストールし直しても使用期間は変わりません。
また、異なる製品グレードを同じコンピューターにインストールできません。アンインストール方法は、こちら をご覧ください。

まずは、こちらを開きます。


弥生会計のダウンロード
 続きを表示する



※無料体験版がダウンロードできない・ダウンロードファイルが開けない・インストールできない場合
一般的に、ご利用の環境によってダウンロードができなかったり、ファイルの破損などが原因で、インストールに失敗することがあります。このような場合は、以下の方法を何点かお試しの後、もう一度、ダウンロード・インストールしてみてください。
 続きを表示する


※弥生のクラウド版に興味がある方は、以下よりお試しください(初年度0円です)。


※その他会計ソフトの無料体験版[一覧]は、 会計ソフト比較解説 トップページをご覧ください。





サンプルデータの開き方

ある程度伝票が入力されていた方が、帳簿や帳票を確認しやすいので、以下の手順で、サンプルデータを開きます。公式詳細

※ここでサンプルデータを開かないで、事業所データの新規作成をしていただいても問題ありません。

 


やよいの青色申告・弥生会計のサンプルデータの開き方
     

やよいの青色申告・弥生会計のサンプルデータの開き方

 

 

 

     

やよいの青色申告・弥生会計のサンプルデータの開き方

     

やよいの青色申告・弥生会計のサンプルデータの開き方

 

     

 



「取引」メニュー

期末に決算書類(貸借対照表・損益計算書など)を作成するために、経理業務のうち、ほとんどの作業がが、日々の伝票入力です。
そのため、この伝票入力が使いやすいのか、伝票入力の仕方が分からないときに調べることが容易なのか、しっかりチェックましょう。経理初心者の方は、初心者向け機能(マークがある場所 )も合わせてご確認ください。また、預金取引が多い方は、便利な「スマート取引取込」機能も確認するとよいです。

それでは、以下の「取引」メニューを見ていきます。

弥生会計の取引メニュー

伝票入力方法は、次の通り4つあります。

→ (1)振替伝票による入力 (仕訳日記帳)
最も基本的な入力方法です。
仕訳の仕方が分からないときは、仕訳アドバイザーで調べることができます。
→ (2)帳簿や元帳による入力
お小遣い帳感覚の入力方法です。
片方の勘定科目(および、補助科目)を固定して、この相手科目だけ連続入力するときに便利です。どの勘定科目を固定するかによって、使うメニューは異なります。
→ (3)かんたん取引入力
初心者向けの入力方法です。仕訳の仕方が分からないときに、取引の種類を一覧から選択して伝票を起こすことができます。
→ (4)スマート取引取込
銀行・クレジットカード・その他の取引データを取込んで、預金伝票を起こす機能です。
預金取引が多い時に便利な機能です。

ここでは、例として、「 水道光熱費 40,000 / 当座預金 40,000 」 という伝票を4つの方法で入力していきます。



入力方法(1) 振替伝票(仕訳日記帳)による入力

ここでは、「振替伝票」より、「 水道光熱費 40,000 / 当座預金 40,000 」 という伝票を登録します。
最も基本的な柔軟性の高い入力方法ですので、特にご確認ください。
※「振替伝票」に似ている画面で「仕訳日記帳」がありますが、こちらは、仕訳を連続入力できます。ただし、以下のような複合仕訳を入力できません。
借方 金額 貸方 金額
売掛金 1,500 商品 800
商品販売益 700


  弥生会計の振替伝票入力




(※1)[ヘルプ] - [仕訳アドバイザー]
初心者向けの記帳方法です。
勘定科目が分からない、借方・貸方が難しいという方にありがたいのが、「仕訳アドバイザー」です。

例えば、銀行から電気代40,000円の自動引落があり、勘定科目を調べる場合は、以下の手順です。

やよいの青色申告・弥生会計 仕訳アドバイザーの検索
 
 


(※2)[オプション]-[環境設定]
例えば、勘定科目・補助科目・部門・税区分などの項目について、サーチキー(何で検索するか)を設定する場合は、[選択]タブを選択します。
それぞれの項目につき、1つのサーチキーを選択します。
弥生会計のオプション環境設定


(例)勘定科目の「当座預金」で、以下のようにサーチキーが登録されていた場合の検索イメージ
 弥生の各サーチキーの登録例

サーチキー英字 : ローマ字で「touza…」と入力していくと、勘定科目が絞り込まれていきます。
導入当初などコードがわからない場合に有用な方法です。ただし、両手を使うことになるので、書類をめくりながら片手だけで入力するのは難しいです。
サーチキー数字 : 数字で「110」と入力していくと、勘定科目が絞り込まれていきます。
よく使う勘定科目(現金・普通預金・売上など)だったり、コードを覚えている場合は、最も早い検索方法です。ただし、勘定科目のコードを忘れてしまった場合は、入力しにくいです。
サーチキー他 :
任意の文字列を登録して検索できます。
例えば、上図の通り、「110TOUZA」と登録しておけば、ローマ字で「touza…」と入力しても、数字で「110」と入力しても、「当座預金」を検索することができます。
使い勝手を重視する方は、このような設定で利用することをおすすめします(ただし、「サーチキー他」の初期値は空白なので、最初登録しなければなりません)。


公式サイトの詳細ページ>>



<仕訳のやり方・考え方>
基本的な仕訳のやり方や考え方を確認したい方は、仕訳の仕方 ページをご覧ください。
仕訳をするのは、貸借対照表と損益計算書を効率的に同時作成するためです。仕訳は、仕訳図に当てはめて起こすと分かりやすいです。なぜ仕訳が効率的なのか、初心者の方に分かりやすく図解します。
-基本的な仕訳のやり方や考え方-
マウス置くと拡大 
頻繁に出てくる仕入時の仕訳は、【図解】商品仕入と売上の仕訳基本|勘定科目の違いや三分法 ページをご覧ください。
 重要なポイントは、会計の基本的な考え方(発生主義・費用収益対応の原則・実現主義)を理解した上で、三分法は、期中に簡便さと効率性を重視しているだけという点です。
売上は、商品を引渡した個数分を計上します。この売上に対応する分(当期消費分)だけ、売上原価を計上します(発生主義と費用収益対応の原則による )。そして、期末在庫は、消費していないので資産計上します。

商品仕入と売上の仕訳-売上は、商品を引渡した個数分を計上します。この売上に対応する分(当期消費分)だけ、売上原価を計上します(発生主義と費用収益対応の原則による )。そして、期末在庫は、消費していないので資産計上します
マウス置くと拡大 




入力方法(2) 帳簿や元帳による入力

ここでは、「預金出納帳」より、「 水道光熱費 40,000 / 当座預金 40,000 」 という伝票を入力します。

これは、お小遣い帳感覚の入力方法です。勘定科目(当座預金など)を固定して、この相手科目を連続で登録できますので、預金取引をまとめて入力するときに便利です。例えば、預金通帳を見ながら、1か月分をまとめて入力するときは、通帳の内容をそのまま写すようなイメージで入力ができますので、分かりやすく、効率的です。

※今回は勘定科目の「当座預金」を固定するので、「預金出納帳」を使います。どの勘定科目を固定するかにより、使うメニューは異なります。
たとえば、「現金」を固定する場合は「現金出納帳」、「売掛金」を固定する場合は「売掛帳」、「買掛金」を固定する場合は「買掛帳」を使います。また、「総勘定元帳」「補助元帳」に直接入力することも可能です。



  弥生会計の元帳;帳簿入力



入力方法(3) かんたん取引入力

ここでは、「かんたん取引入力」より、「 水道光熱費 40,000 / 当座預金 40,000 」 という伝票を入力します。
初心者向けの入力方法です。仕訳の起こし方が分からないときに便利です。

  やよいの青色申告-簡単取引入力

 1  まずは、「取引名」で「電気代を支払った」を選択します。すると、「取引手段」「相手勘定」などが表示されます。
ここで取引を検索することもできます。インターネットでの検索のように、複数のキーワードを組み合わせて検索することも可能なのでとても便利です。
弥生かんたん取引入力の検索イメージ

 2  「取引日」を入力し、表示された「相手勘定」などを確認します。
 3  「金額」を入力し、「登録」ボタンを押すと完了です。振替伝票が起票されます。
 


入力方法(4) スマート取引取込

銀行・クレジットカード・その他のデータを取込んで、「 水道光熱費 40,000 / 当座預金 40,000 」 という伝票を起こすこともできます。
預金取引やクレジットカード決済などが多い場合は、とても便利な機能です。

インストール型「やよいの青色申告」「弥生会計」の利用の流れは以下の通りです(「やよいの青色申告オンライン」「弥生会計オンライン」での操作方法も大きく変わりませんのでご参考ください)。
Step1 初回の設定
Step2 データの取込


Step1 初回の設定



弥生製品では、「スマート取引取込」という機能を使って一括自動仕訳をします。

「スマート取引取込」は、以下の弥生製品で利用できます(どのソフトでも、この機能自体の仕様は同じです)。
・インストール型 : 「やよいの青色申告」「弥生会計」
・クラウド型 : 「やよいの青色申告オンライン」「弥生会計オンライン」

「マネーフォワードクラウド確定申告・会計」「freee」と比較すると、機能はやや劣ります。

銀行登録

以下の通り、各金融機関からデータ取得の方法は、①口座連携、および、②その他サービスの連携の2種類あります。 公式詳細
やよいの青色申告のスマート取引取込のデータ取得方法




①口座連携
弥生製品の口座連携機能を使って、主に銀行・クレジットカードの取引データを各金融機関から直接取り込むことができます。
この口座連携は、インストール版とクラウド版があります。
※2015年12月インストール版、2017年7月にクラウド版対応しました 公式詳細

    利用料金 対応環境 対応金融機関
(銀行・クレジットカード・その他のデータ取込)
備考




クラウド版
※口座自動連携ツールのインストール不要
無料 Win・Mac 銀行(約3,600件)、クレジットカード(約120)、電子マネー(約20件)
・インストール版とクラウド版で対応金融機関が異なります。クラウド版の方が、対応金融機関が多いです。
詳細は、公式サイトの [対応金融機関一覧] をご覧ください。
(※)Amazonと楽天市場は未対応のため、これらの商品明細を取得することはできません。
明細の自動取込可
インストール版
※口座自動連携ツールのインストール必要
無料 Winのみ 同上 明細の自動取込可

弥生製品の場合は、データの取得方法が複数あり、それぞれ違いもありますので、少しわかりにくい点もあるかと思います。
上記の口座連携の詳細は、以下の公式サイトをご覧ください。
公式サイトのFAQ解説 公式サイトの設定マニュアル
インストール型会計ソフト やよいの青色申告
弥生会計
[FAQ] 金融機関との連携の流れ [PDF] デスクトップ版『弥生会計(やよ金融機関との連携の流れいの青色申告)』  スマート取引取込「 弥生口座自動連携」設定ガイド
クラウド型会計ソフト やよいの青色申告オンライン [FAQ] 金融機関との連携の流れ -
弥生会計オンライン [FAQ] 金融機関との連携の流れ [PDF] 弥生会計オンライン スマート取引取込設定マニュアル


②その他サービスの連携
以下のような外部の家計簿サービスを経由して、銀行・クレジットカード・電子マネーのデータ取込もできます。
銀行・クレジットカードなどのデータは、基本的には、上記の①口座連携で取込すればよいと思います。①口座連携で対応していない金融機関がある場合などに、「Zaim」(無料会員)を利用するとよいと思います。ただし、家計簿サービスのアカウント登録が必要です。
    利用料金 対応環境 対応金融機関
(銀行・クレジットカード・その他のデータ取込)
備考









Zaim 無料
プレミアム:月480円
公式詳細
Win・Mac 銀行(約1,200件)、クレジットカード(約150件)、電子マネー(約20件)、ECサイト(※)
(※)Amazonと楽天市場は未対応。Amazonについては、Zaim側は対応していますが、弥生側で未対応です(2020/7現在)。このようなケースもあるので、必要なサービスは、実際に無料体験で確認したほうがよいです。
公式サイトの一覧
明細の自動取込可
MoneyLook 無料 Winのみ 銀行(約1,300件)、クレジットカード(約50件)、電子マネー(約10件)
公式サイトの一覧
金融機関により明細の自動取込可
Moneytree
公式詳細
無料 iOS・Android・Web 銀行、クレジットカード、電子マネー、ポイントカード 合計約2500件
  公式サイトの一覧

以下のPOSレジサービス、請求サービス、レシート画像データなども取込できます。
    対応金融機関 備考
その他サービス POSレジサービス…Airレジ、スマレジ、ユビレジなど
請求サービス…MakeLeaps、Misocaなど
レシート取込アプリ…弥生レシート取込(スマホアプリ)、ScanSnap Cloud

※各弥生製品の最新の対応状況は、 公式サイト をご覧ください。



※その他サービスのサポートについて
あまり気にする必要はないかと思いますが、基本的に外部サービスは無料なので、十分なサポートを期待されない方がよいかもしれません。「Zaim」には、無料会員の立場で、サポートや機能について問い合わせを3回しましたが、全て返信がありませんでした(2015.6~8)。



※セキュリティについて
セキュリティが心配という方もいらっしゃると思いますが、原則として、ログインするために必要なIDとパスワードだけで銀行登録できます。
振込・引出に必要な第2暗証番号の入力は必要ありません。



自動仕訳
①口座連携の場合、データ取得時期と仕訳単位は、下表のとおりです。

  銀行の取引データ取込 クレジットカードの取引データ取込 その他データ取込
データ取得時期 取引時 カード利用時 ※Amazon未対応のため確認していません
仕訳単位 取引明細ごと 利用明細ごと ※Amazon未対応のため確認していません


①口座連携、および、②その他サービスの連携の自動仕訳登録画面は、以下の通りです。
登録内容
(自動仕訳登録画面)
やよいの青色申告オンラインのスマート取引取込の自動仕訳登録画面

(※)以下の通り、自動仕訳登録画面で入力できる仕訳に制限があります。
●入力可能項目→勘定科目、補助科目のみ ※課税事業者に設定しても、消費税区分が表示されないため、この画面で確認もできません。
●複合仕訳不可→売上入金時の源泉徴収・振込手数料の差引き、給与などに対応できません
そのため、消費税区分、摘要の修正、複合仕訳にする必要がある場合は、自動仕訳後に、別の画面(振替伝票など)を開き、取込データを修正する必要があります。この点が不便です。

ユーザー側で、勘定科目と補助科目について、自動仕訳ルールを自由に作成することができます。
※以前は、自動仕訳ルールを作成できませんでした。



※インストール型「やよいの青色申告」「弥生会計」でも、スマート取引取込を利用するためには、と同様に、毎年費用が発生します。クラウドの利便性やキャンペーンのメリットも享受したい方は、以下も検討するとよいです。また、当ソフトの無料体験版では、「スマート取引取込」を利用できませんので、以下よりお試しください。
個人事業主用はこちら >>やよいの青色申告 オンライン 1年間無料で使えるキャンペーン中(2023/3/15申込まで)
法人用はこちら >>弥生会計オンライン 1年間無料キャンペーン中(2023/12/31申込まで)、2年間無料起業家応援キャンペーン中(2024/9/30申込まで)

※取引が取込できない場合
「スマート取引取込」を行っても取引が取り込まれない場合は、以下、弥生のFAQをご確認ください。
当方の環境(FireFox)では、以下のように、実際には取引が取り込まれているのですが、取引が全く表示されないことがありました。
この場合は、ご利用のブラウザの表示倍率を変更したり、他のブラウザを利用すると取引が表示されました。
同じような状況になった方は、お試しください。
 弥生 スマート取引取込で取引が表示されない









  

Step2 データの取込


「やよいの青色申告」「弥生会計」の「未確定の取引」では、自動取込された[取引一覧]が表示されます。
次の手順で、仕訳を起こします。
 1  勘定科目が自動推測されているので、合っているか確認します。
必要に応じて修正することになりますが、学習機能があるので、使えば使うほど、仕訳の精度が上がり便利になります。
※この画面では、勘定科目と補助科目しか設定できません。消費税区分、摘要の修正、複合仕訳にする必要がある場合は、自動仕訳後に、別の画面(振替伝票など)を開き、取込データを修正する必要があります。
 2  取込する取引は、「する」にチェックします。
 3  完了したら、「表示されているすべての取引を確定する」をクリックすると完了です。
  やよいの青色申告オンライン-スマート取引取込の取引一覧


 

このような取引が多ければ多いほど、一つ一つ手入力しなくてよいのでとても便利です。手入力すれば、入力ミスがないかチェックしなければなりませんが、その必要もありません。

公式サイト「スマート取引取込の流れ」はこちら >>


※インストール型「やよいの青色申告」「弥生会計」の無料体験版では、「スマート取引取込」を利用できません。
以下よりお試しください。



※利用上の注意
・「弥生会計」または「やよいの青色申告」で「スマート取引取込」を利用するためには、サポートに加入する必要があります。
毎年費用が発生することになります。




「集計」メニュー

「集計」メニューでは、日々入力した伝票を一覧で見たり、残高を確認することができます。
どんな会計ソフトでも、ほとんど同じなのですが、
「○○帳」というのは、伝票(取引)を一覧で見たいときに使います。たとえば、預金出納帳、総勘定元帳です。
「○○表」というのは、一定期間の集計や残高を見たいときに使います。

「集計」メニューでよく使うのは、[残高試算表][補助残高一覧表]だと思います。ここでは、[残高試算表]の使い方を見ていきます。また、必要に応じて、他の帳票もご確認ください。
弥生会計の集計
[残高試算表] 画面イメージ
  弥生会計の残高試算表

貸借対照表と損益計算書の見方を確認したい方は、【図解】貸借対照表と損益計算書とは・書き方・読み方|個人事業主・法人の会計 ページをご覧ください。
貸借対照表は、借方(左側)では事業主が所有する資産が分かります。貸方(右側)には、資産どうやって調達したかが分かります→安全性を示します。
貸借対照表とは何か・書き方・読み方-個人事業主の確定申告・法人会計
マウス置くと拡大 

損益計算書は、貸借対照表にある繰越利益剰余金の当期増減分の内訳を表します。簡単に言うと、事業主が当期1年間どうやって稼いだかです。

損益計算書とは何か・書き方・読み方-個人事業主の確定申告・法人会計
マウス置くと拡大 

「決算・申告」メニュー

ここで確認いただくのは、「固定資産管理」だと思います。

弥生会計の決算・申告

製品版の導入・設定

製品版を利用する場合の流れを説明します。

製品版の導入
すでにインストールされている無料体験版を引き続き、製品版として利用する場合、再インストールの必要はありません。製品版のDVD-ROMに記載されている弥生製品登録番号を入力し、ライセンス認証すればそのまま利用できます。また、無料体験版で作成したデータも使えます。


事務所データの新規作成
事業所データの新規作成する場合は、以下の流れになります。

弥生会計の導入

弥生ホームページのスタートアップガイド(動画) を閲覧しながら、設定するのが、一番確実だと思います。また、分からないことは無料導入サポートに問い合わせできます。

特に、ポイントとなる点だけご紹介します。
・特に注意しなければならないのは、後で変更ができない設定箇所です。
「データの新規作成」では、後で変更できない箇所(勘定科目体系、勘定科目オプションなど)は、ウィザードにその旨が表示されますので、よく読みながら設定した方がよいと思います。
・「消費税設定ウィザード」では、消費税の難しい用語が出てきますが、よろしければ当サイトで消費税の解説をしていますので、ご覧ください。
・1ライセンス(予備でもう1ライセンス)は、慎重にお使いください。口コミを見ますと、弥生製品のライセンス管理はとても厳しいようですので、パソコン入替時は、必ず、旧パソコンのライセンスの認証解除を行うことをお勧めします。

詳細ページ

弥生サイト


会計ソフト無料体験版[一覧]
会計ソフトの無料体験版[一覧]は、以下のページをご覧ください。
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個人事業主向けクラウド会計ソフト比較
Macユーザーなどクラウド会計ソフトに絞っている個人事業主の方は、以下の特集ページで、シェアの高い3ソフトを比較していますので、こちらをご覧ください。各ソフトの違いが、より分かりやすいと思います。
  [特集]クラウド会計ソフト比較