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このページの最終更新日:2022/01/29

会計ソフトの選び方 ~インストール型とクラウド型のシェア推移・機能・費用等の違い~

このページの内容

会計ソフトの選び方[全体像]
会計ソフトの選び方
[基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。
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※このページの見方   :優れる点   :劣る点
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会計ソフトの選び方[全体像]

当サイトでは、できるだけ客観的なランキングにするため、 5つの[ポイント] でソフトを評価します。
また、タイプ別に重視するとよいポイント は以下の通りです。
会計ソフトの選び方全体像(シェア、機能、簡単操作、サポート、費用)

ここでは、会計ソフトの選び方と合わせて、会計ソフトの種類(インストール型とクラウド型)も左右対比してご紹介します。


※一般的な特徴のご紹介ですので、各ソフトの実際の取扱いは、レビューなどでご確認ください。




[基本情報]
[基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。



Ⅳ会計ソフト比較解説
全ページ一覧
 「機能」「簡単操作」「サポート」「費用」を徹底比較!

 

※リンクのないソフトは、「会計ソフト比較解説」トップページにあるランキングでの紹介だけです。

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主に会計ソフトの種類により異ってくる対応OS・利用者数・販売シェアを評価します。販売シェアは、ある程度考慮したほうが無難だと思います。販売シェアがあまりにも低いと、ソフトが提供終了になるリスクもあります。

利用される方の状況にもよりますが、総合的には、クラウド会計ソフトの方が優位だと思います(簡単な比較表は下記の通りです)。

インストール型 クラウド型
概要
・パソコンにインストールするソフト
・クラウド型よりもシェアが高い
・インターネット上で動作するソフト(スマートホンでの操作も可)
・Macに対応、場所・端末を選ばず、複数ユーザーで利用できる(税理士とのデータ共有も可)
・バージョンアップ、データ保管の手間がかからない
・PC故障・ウイルス感染によるデータ消失の可能性が低い
機能・
簡単操作
・複雑なメニュー構成
・銀行・クレジットカードの取引データ取込・一括自動仕訳に対応しているソフトが増えています。その他のAmazon・楽天市場・POSレジデータ等の取込に対応しているソフトは少ないです。
・軽快で使いやすい
・複数のウインドウ(伝票入力と総勘定元帳など)を同時に開ける
・シンプルなメニュー構成
・銀行・クレジットカードだけでなく、Amazon・楽天市場・Asukul・Yahoo!ショッピング・POSレジデータ等のクラウドサービスも含め取込・一括自動仕訳できるのが強み(クラウドは他社システムと連携して拡張性が高いのが強みです)
・複数のウインドウ(伝票入力と総勘定元帳など)を同時に開けない
・スマートフォンでの入力・レシート取込
費用
・サポート・バージョンアップ不要の方は、安い(購入時は、サポートに加入して、慣れてきたらサポートを解約して費用を減らしたり、状況に応じて、ある程度、費用をコントロールできます)
・複数ユーザーや複数パソコンで利用する場合は、とてもお得。
こんな方にお勧め →主に、経理・申告知識があり、Excelから仕訳をインポートして効率化したり、サポートなしでも手間をかけて調べたり解決できる方は、費用を抑えられるのでお勧めです。 →ある程度費用をかけて、データ管理、銀行自動仕訳はソフトにお任せ、サポートも安心して、、本業に集中したい方にお勧めです。
 
転換期?
(参考)クラウド会計ソフトの最近の動向

個人事業主のインストール型・クラウド型のシェア推移 (出典元:MM総研データより)

(データの出典元) 上のグラフで使用したMM総研データの出典元は、以下の通りです。
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2015年12月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2016年 3月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2016年12月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2017年 3月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2017年12月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2018年 3月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2019年 3月) | ㈱MM総研]
[クラウド会計ソフトの利用状況調査(2020年 4月) | ㈱MM総研]


 




[ポイント①]  機能
[基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。


当サイトで紹介するソフトには、基本的な伝票入力や印刷機能が備わっています。
各ソフトの違いは、以下の機能に対応しているかどうかです。主に、これらの機能に対応しているかを評価します。
①銀行データ等の取込・一括自動仕訳・・・データ取得時期、銀行・クレジットカード・Amazon・楽天市場・POSレジデータ等の対応状況、仕訳単位、一画面でどんな仕訳でも登録できるか、自動仕訳ルールなどを比較します。
特にクラウド会計ソフトは、通常、毎年費用が発生しますが、多数の外部サービスやソフトとクラウド上で連携できるのが、強みです。AirレジやSuqare Posなど、無料の外部サービスも多いので、総合的に連携したい方にはとても便利です。
※導入無料、決済手数料3.25%程度、入金が最短翌日のスマホのクレジットカード決済、および、無料でも使えるPOSレジの比較はこちらのページをご覧ください。
②推移表、分析書類、部門管理印刷書類で、ソフトによって違いが出るのは、推移表や分析書類です。
③残高と仕訳伝票のインポートとエクスポート・印刷書類(元帳など)のエクスポート・・・この機能のないソフトは、できれば選択しない方が無難です
「仕訳伝票インポート・エクスポート」などに対応していると、以下のような作業を大きく効率化することができます。
・CSVファイルやエクセルで、取引をまとめて入力したり、集計したデータをインポート。
・銀行やクレジットデータなどの外部データを加工してインポート。
・会計ソフトの導入、または、将来会計ソフトを入替する場合の仕訳伝票データ移行(仕訳伝票を移行する必要がある場合)。
・銀行・取引先への情報提供、支払調書作成などのため、伝票データをエクスポートして、Excelで加工して資料を作成。

上記以外にも、今後、外部ソフトとデータのやり取りが必要になった場合、柔軟な対応ができません。

以上が全く問題ない方を除いて、この機能がないソフトは選ばない方が無難だと思います。
会計ソフトの選び方-機能説明
※ソフトによっては、最新バージョン限定などの使用制限付きの機能もありますので、ご注意ください(各ソフトの比較表で がついている機能) 。
※各機能の詳細は、会計ソフトの選び方 ~②機能説明~ ページをご覧ください。




[ポイント②]  簡単操作
簡単操作の評価 [基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。

会計ソフトを扱うにはある程度簿記の知識・経験が必要になりますが、経理初心者の方でも比較的簡単に操作できるか以下の3つを評価します。
特に、経理業務のほとんどは伝票入力で、これが最も大変ですので、②伝票入力が簡単か、③伝票入力は使いやすいかがポイントになります。会計ソフトは、一度決めたソフトを長く使う方がほとんどだと思いますので、ご自身で使いやすいソフトを選びましょう。

 ①初期設定は簡単か
②伝票入力は簡単か
主に経理初心者の方向けの入力方法にどれだけ対応しているかを評価します。
入力方法 内容
取引種類選択入力 取引の種類を選択して仕訳を起票します。初心者の方にとって、とても便利だと思います。仕訳や勘定科目が分からない場合、インターネットなどで検索する手間が省けます。
帳簿入力 家計簿やこづかい帳のような入力方法です。
勘定科目(当座預金など)を固定して、この相手科目を連続で登録できますので、預金取引をまとめて入力するときに便利です。例えば、預金通帳を見ながら、1か月分をまとめて入力するときは、通帳の内容をそのまま写すようなイメージで入力ができますので、分かりやすく、効率的です。
多くのソフトが対応している印象です。
銀行データ等の一括自動仕訳 通常、初心者の方に分かりにくい勘定科目を取引明細より推測して自動提案してくれます。また、内容を確認していくだけで仕訳を起こすことができるので効率的です。

③伝票入力は使いやすいか
多くの項目でコードまたは名称を入力の都度検索がかかり、スムーズに項目移動できるソフトが使いやすいです。
基本的に、インストール型は使いやすいです。

クラウド会計ソフトは、一般的に軽快性・使い勝手が良くありませんが、インストール型に負けないくらい高速で入力しやすいソフト「マネーフォワードクラウド確定申告」「マネーフォワード クラウド会計」も出てきています。

会計ソフトの選び方-簡単操作説明

 各基準の詳細を表示する




[ポイント③]  サポート・マニュアル
[基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。

操作に困ったとき、電話・チャットで問い合わせが早くて便利です。これら対応しているか(ソフトによっては、サポートの種類により対応が異なります)、付属マニュアルが充実しているかを評価します。
一般的には、以下のようなサポート体制になっています。
インストール型 クラウド型
サポート体制 大きく、以下の2パターンです。
・サポート料は有料ですが、電話サポートにも対応するソフト
・サポート料は無料で、メールサポートに対応するソフト
主に、チャットサポート中心のソフトが多いです。
チャットは、最近、大手銀行・ECサイトなどでもサービスが始まり、簡単な質問をしたいときにとても便利です。
電話やメールよりも気軽に質問できますし、基本的にはリアルタイムで返答があります。

※弥生製品のサポートの場合、購入者の4人に3人が加入、2年目以降の継続加入率は87%(2014年6月現在) (弥生HP)
サポート加入の必要性は、会計ソフトの選び方 ~③インストール型のサポート加入の必要性~ をご覧ください。
※基本的には、サポートにソフト以外の内容を問い合わせすることはできません(一部のソフトは、業務相談等にも対応しています)。
どの会計システムを使う場合でも、必要最低限の経理知識(複式簿記など)は必要となります。




上記の[基本情報]~[ポイント③]は、一般的に費用をかけると充実します。
(例えば、クラウドにして利便性が上げたり、銀行データ等の一括自動仕訳が使えるようになったり、電話サポートを受けることができるようになります)


[ポイント④]1年あたり税込費用(5年利用時)
価格の評価 [基本情報] [基本情報] [ポイント①]機能 [ポイント①]機能 [ポイント②]簡単操作 [ポイント③]サポート・マニュアル  [ポイント④]費用
※上図の各ポイントをクリックすると、このページ内の各ポイントにジャンプします。


一般的に、会計ソフトの種類により料金体系が異なるため、単純に購入価格だけで費用比較できません(下表参照)。また、会計ソフトは一度導入したら、入替に手間がかかるため、よほどのことがない限り、長く使う方がほとんどだと思います。
そこで、当サイトでは5年間利用時の1年あたり費用で各ソフトを比較しています(※1)。

安さを重視するなら、インストール型のサポート未加入が、 です。
また、複数ユーザーや複数PCで利用する場合は、一般的に割増し料金なしで利用できるクラウド型が です。お得になります。
インストール型(※1)
サポート加入の選択可
クラウド型
サポート・バージョンアップ付
サポート未加入 サポート加入
料金体系 購入価格のみ
購入価格
+サポート料(毎年)(※2)
年額or月額料金制
1年あたり
費用目安(円)
個人事業主向け 1,000~3,000
5,000~12,000 8,000~10,000
複数ユーザー
小規模法人向け 2,000~7,000
30,000~35,000 18,000~20,000
複数ユーザー
(※1)インストール型の購入価格は価格.comの最安値、全ソフトについてキャンペーンがある場合はキャンペーン適用ありで計算
(※2)インストール型の場合、サポートに加入すると、バージョンアップ費用は通常無料です。



※ソフトの「安定性」を気にされる方がいるかもしれません。
無料体験版があるソフトは全て動作確認していますが、当方の環境で、不具合が発生したソフトはありませんでした。




購入までのステップ

「MFクラウド確定申告」利用者の口コミ・評判を調査にもありますように、多くの方が無料体験版を利用したうえで、ソフトを導入しています。
納得した上で購入していることが、導入後の高い満足度につながっています。
購入までのステップを一つご紹介しますので、よろしければご参考ください。

 気になるソフトについて、入力機能を中心に試してみましょう。
会計ソフトにはどんな機能があって、ご自身にとってどんな機能が必要なのか確認しましょう。
※ソフトの違いをもう一度確認したい方は、ランキング をご覧になってみてください。
※無料体験版の一覧は、こちら
    
 ご自身がよいと思ったソフトは、実際に領収書などを見ながら、入力したり印刷してみましょう。
ご自身の経理知識や取引などの状況に適したソフトか確認しましょう。
    
 ソフト選びを失敗したくないという方は、1か月くらい使って納得してから購入するとよいです。
(長く使ってみると、サポートの必要性も分かってきます。分からないことがあったら、問い合わせしてみるのもよいです。通常、無料体験で作成したデータは製品購入後も引き続き利用できます)


クラウド会計ソフトのバージョンアップは頻繁に行われます。必要に応じて、各ソフトの公式サイトで最新情報をご確認ください。



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個人事業主向けクラウド会計ソフト比較
Macユーザーなどクラウド会計ソフトに絞っている個人事業主の方は、以下の特集ページで、シェアの高い3ソフトを比較していますので、こちらをご覧ください。各ソフトの違いが、より分かりやすいと思います。
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