第2章 貸借対照表と損益計算書とは
このページの内容
このページでは、貸借対照表と損益計算書について、会計基準をベースに説明します。
基本的には、個人事業主の確定申告でも同じです。一部、勘定科目の範囲や呼び方が異なる箇所は、随時補足します。
このページの目次
|
|
内容 |
貸借対照表(略称B/S) |
事業主が、所有する資産(左側)、および、その調達方法(右側)について、一定時点の残高(=一定時点までの累積)を表します。
→主に、安全性を示します。 |
損益計算書(略称P/L) |
貸借対照表にある利益剰余金の当期増減分の内訳を表します。簡単に言うと、事業主が当期1年間どうやって稼いだかです。
→主に、収益性を示します。 |
※キャッシュフロー計算書(略称C/S)も重要な財務諸表ですが、このページでは説明しません。キャッシュフロー計算書(略称C/S)とは、貸借対照表にある現金と現金同等物の内訳を表します。これを、営業活動、投資活動、財務活動の3つに分類した書類です。
貸借対照表
まずは下図の貸借対照表をご覧ください。
1 2 については、後ほど補足します。

|
|